喧嘩したら無気力系の彼女が逃げた。【中也】文スト (ページ12)

今日:22 hit、昨日:6 hit、合計:610,639 hit

逃げた１１ページ12

取り敢えず黒いジャケット買った。

そしえ髪型軽く変えた。

んでメガネかけた。

完・壁☆

このまま少し距離をあけたら…って

うわ、中也居たよ…

よくもまぁこの繁華街っぽい所までその服装で追っかけてきたな

ある意味スゴイよ…。

あ、逃げなきゃ。

捕まったら強制的に戻されるんだよなー

鬼ごっこなんて何年ぶりだろう

取り敢えず路地裏通って別の道に出た方がいいな。

私の後ろにあった路地通ろう

でもここら辺、普通に歩いていたら遠回りになるからな…

誰も通っていない建物の間をフラフラと小走りで進む。

あ、屋上に続く階段あった。

ーーAはどうする？？

▶︎登る。

▷そのまま進む。

ーーAは〝登る〟を選んだ！

誰の家とかビルとか知らないけど

登らせて頂きます☆

コツコツーー。

『うわぁ～まぁまぁの高さだな。』

ここからじゃ見えないけど多分中也は近くにいる筈だ。

極力人目につかないように飛ばなきゃ。

え？なんで飛ぶかって？？

そんなのビルの屋上から屋上に飛び移って移動するからに決まってるじゃないですか～♡

……どうでもいいから早く移動しよ。

タッタッタッタッタッ！！！！

走って飛んで走って飛んで……はぁ、疲れた。

あれ？気の所為？？さっきから後ろに誰か居るような…

中「A！！！！まぁぁぁぁぁぁてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！」

気の所為じゃなかったぁ！！！

『なんで分かったのよぉぉぉぉぉぁ！！！』

中「煩せぇぇぇぇぇぇ！！！！とまれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！」

『無理無理無理無理！！！絶対に止まらないから！』

うわ！！もう後ろに居る！！

こ、これが動いてる者と動いてない者の差か…

無念なり…

『とぅ！！！』

なーんてね☆Aちゃんそんなに馬鹿じゃ無いんだな

中「あ、てめぇ！！」

中也が怒った理由は私が突然ビルの下に降りたから

そして中也はそのまま急ブレーキをかける。

その時間は逃げるのに十分だった。

中「くそっ！逃した！！！」