『死なせない、絶対に。』【黒バス×人狼】

It is not made to die 24 ページ27

火神「ん」









貴「・・・？」









火神君にぶっきらぼうに渡されたのはふわっふわなオムレツとコーヒーの入ったコップ









火神「オムレツは作った。コーヒーは・・・なんとなく欲しそうだったから」









火神君はポリポリとほおをかいていた。









君は本当に野生児みたいだね。









心の中でそう呟く。









貴「ありがとう・・・というか、このオムレツどうやったらこんな上手く作れるの？」









火神君と向かい合うように座ってオムレツを頬張る。









火神「うーん。こうやって・・・こう、空気入れるみたいにふわって・・・」









動作付きで私の目の前で作る感じをこう、されても分かんない









貴「ふふっ・・・ホント・・・面白い人だね。」









そこから色んな事を話した









まぁ、主にバスケの事なんだけど。









途中、私が「私、3年生だよ」って答えたら









いきなりしどろもどろな敬語(？)を使って来て









もう、敬語使わないでいいよって言ったからさっきみたいな喋り方に戻った。









うん、普通の喋り方の方がしっくり来る。









なんだか、火神君とは気が合うみたい






馴染み深いって言うの？








なんでかはわからないけど









ほっとけない感じがする

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