『死なせない、絶対に。』【黒バス×人狼】

It is not made to die 20 ページ23

キリト『せーっかくAチャンのお悩みを解決しに来てあげたのに・・・』








キリトの言葉に反応する。









キリト『あっれー？ボクがAチャンが何で悩んでるか分からないとでも思った？？ボクは24時間体制で君たちの事を監視してるからね！分からない事はないんだよ！！君への愛があればなんでもできるさ！！』









そうやってケラケラ嗤う縫いぐるみは最早悪魔が乗り移った呪われた人形のようにしか見えない。









と言うかどうやって監視してたんだ・・・・








キリト『まぁ、そんな事は今はどうでもよくて・・・』









そう言って立ち上がる・・・・人形(キリト)。









・・・・もう、人形が動いて喋っていることには突っ込まない。









キリト『Aチャーン？ほらほらこっちこっち！』









そういって机の前に来させられる









キリト『このタブレットなんと・・・！【単なるゲーム】の人狼ができるようになってるのです！！』









そういってカタカタと何かをしたかと思うと、タブレットの画面には【単なる人狼ゲーム】と題名のついた人狼ゲームが映し出されていた。









貴「なんでこれを昨日言ってくれなかったの・・・」









キリト『えー？だってー、今思い付いてちゃちゃっと作ったんだもーん。だってさー、人狼未経験者と経験者とじゃなんか、見ててなんかフェアな感じじゃないなーって思って！』









なんだそのぶっ飛んだ感性というか行動力と言うか・・・









でも、助かった。









これで、何か推理をたてる事が出来るかも知れない







キリト『ふふーん！Aチャン満足してくれたみたいだねー！それじゃ、ボクはおいとまするとするよ！他の人狼未経験者にもこのプレゼントを届けに行かなきゃだから！』








キリト『あ、因みに〜このゲームの存在は人狼経験者は知らないからね〜！それじゃ！』









そう言った瞬間縫いぐるみは糸が切れた操り人形のようにその場にボテっと崩れ落ちた。









縫いぐるみを触ってみるが機械が入ってる様子もない。









むしろ、ふかふかで触り心地がいいときた









・・・・ホント意味が分からない。









貴「それより・・・・・」









今は先程キリトが何を意図して機能を付け足したかは知らないが、人狼ゲームをやってみることにした。









最初に割り振られた役職は・・・・

It is not made to die 21→←It is not made to die 19

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す