＊＊素直になりづらい系カップル2【おそ松】

14.第３章 ページ13

そういう訳で頼んだ物を食べ終わると、そうそうに喫茶店を出た。

雨音「じゃあ、先輩しっかり調べてきますからー！」
A『あ、うん。よろしく…？』

そう会話をして私達は別の方向へ歩き出した。
先輩も相当参っているのだろう。やっぱ好きな人の存在はデカイのだなと身を持って知った。

さて、調べると言ったはいいが特別当てがあるかと言ったら全くもってない。一番いいのはおそ松先輩に直接聞くこと。聞きたいことも、言いたいことも全部言えるから。だけど、二人が同居してる家には居ないと思う。…直感だけど。
そうなると外かぁ…。広い。

雨音「うーん。どうしよ…」

スマホのアドレス帳を開き、適当にスライドさせる。情報持ってそうな人が居ないか期待しながらくまなくさがすが、見つけた人たちはあまり期待出来なかった。次にあの某緑色の吹き出しのアイコンをタップして開き、調べていく。
専門学校の先輩や、昔の友達などたくさんいるが、情報を持っているとは思えない。
たくさんの人に聞き回ってもいいが事をあまり大事にはしたくない。
スライドを大分したとき１人確実に持っているだろう人がいた。
すぐにメッセージを送る。




雨音：ちょっとおそ松先輩に話があるんです。
雨音：そっちにいるなら教えて下さい。




トド松：うん。家にいるよ。
トド松：そっちはAちゃんから聞いたの？
雨音：はい。
雨音：今から行きます。


すぐに既読の着いたメッセージに返事を返し、スマホをしまって目的の場所へ急いだ。

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