検索窓
今日:9 hit、昨日:9 hit、合計:192,983 hit

story385 ページ4

ユリカside

私たちは扉を開けて、

ウォーロッド・シーケンの家へと足を踏み入れた


ル「ごめんください」


エ「魔導士ギルド、妖精の尻尾の者です」


その家の中は花や木であふれていた


どれもきちんと手入れされているのだろう、

どの植物も綺麗に咲いていた


ウォ「しー、静かに」


奥に人が………

その人は植物に水をあげていた


じゃあ……この人がウォーロッド・シーケン?


ウォ「草木は静寂を好む、

  理解したならその忌々しい口を閉じよ。」


有無を言わせぬ言葉……………

私たちは慌てて口を閉じた。


″し────ん″


ウォ「なーんてな。」


その人がそういった瞬間、

私たちの周りに花が咲き乱れる。


ウォ「冗談じゃよ、冗談!!

  草木も花も人間の声は大好きなんじゃ!」


ル「……木?」


ナ「なんだ、このじっちゃん。」


グ「本当にスゲー奴なのか?」


失礼だとは思うが……見た目は″木″だ

そして、つっこみどころ満載だった。


ウォ「いやぁ、よく来てくれたねぇ

  妖精の尻尾の魔導士たちよ

  ナツ君とグレイ君とユリカ君というのは

  どちらかね?」


尋ねるなり返答を待たずに

ハッピーとシャルルとダイアを持ち上げた


ウォ「ややっ!!予想よりネコっぽいな」


「「「 ………。」」」


ウォ「冗談じゃよ、冗談!!わはははっ」


ル「テンションの高いおじいさんね」


『あはは……』


私的には新鮮なタイプかも…………

こんなテンョンの高い人………見たことない


エ「失礼ですが、あなたが聖十大魔道の

  ウォーロッド・シーケン様ですか?」


ウォ「いかにも!!

  私こそがウォーロッド・シーケン

  ………冗談だけどな。」


「「「え───っ!?」」」


ウォ「……というのは冗談じゃ」


グ「疲れるじいさんだ」

story386→←story384



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
470人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - キャンディットさん» はいそうです!続編ですよ〜!次の章はやっとキャンディが気になっているとあの事に触れるから楽しみにしててね!続編でもよろしく^o^ (2018年2月16日 8時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディット(プロフ) - ふぁ?まさか…、、ぞく、ぞくへ、続編…………??     。。     プギャァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!! ゚ ゚ ( Д  ) (2018年2月16日 6時) (レス) id: 8583ad440a (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - かおりさん» ふ、2日で…………ありがとうございます!グレイとジャッカル、私も好きです笑 募集への協力もありがとうございます!これからも満足していただけるようなお話にできるよう頑張るので、どうぞ愛読のほど、よろしくお願います! (2018年2月9日 19時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 2日間で読みきりました!とても面白かったです!グレイとジャッカルが本当に大好きなのでジャッカルと主人公の絡みが凄く楽しみです!募集名前は(メルシィ、メルディア、ロバルト)ですね笑。これからも楽しみにしてます! (2018年2月9日 16時) (レス) id: 965d926b07 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - 桜餅。さん» 読んでいただき、ありがとうございます!面白いと言っていただけてとても嬉しいです………!まだ募集してますよ!ご協力、感謝です!ぜひ使わせていただきます!本当にありがとうございます、そして……これからもよろしくお願います! (2018年2月8日 22時) (レス) id: 50bf8bc3a8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:セレーナ・ラフィーネ | 作成日時:2017年11月24日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。