少女の記憶、少女の運命【FAIRYTAIL】

story3 ページ5

ユリカside

エ「それにしても、ユリカ

　 今回は随分時間がかかったな」


ナ「だよな〜」


グ「一年あれば終わる…って言ってたのにな」


『色々トラブルがあってさ、

　３年もかかっちゃった』


まぁ、仕事にトラブルは付き物だよね

と、１人で納得していると


ル「３年も！！？」


横で声が聞こえた

でも、聞き覚えのない声だな………？


『あれ、新人ちゃん？』


そこには金髪の可愛らしい子がいた


ル「は、はい！新人のルーシィです！」


『ルーシィ……』


私はルーシィの腰辺りに目を落とす


『ルーシィは星霊魔導士なんだ』


そこには金色の鍵もいくつかついていた

黄道十二門…………

世界にたった１２個しかない珍しい鍵


ル「は、はい！」


そんな子が新人なんだ……………！


『そっか、私はユリカ、ユリカ・ラドワンス

　気軽にユリカって呼んで？』


ル「はい、ユリカ……」


『あと敬語もなし

　私、堅苦しいの苦手なんだ〜』


だって家族になったんだから

早く仲良くなりたいしね

敬語って壁がある感じでなんか嫌だし


ル「じゃあ、ユリカよろしくね？」


『うん、よろしく！ルーシィ！』


私がいない間に

ギルドもさらに賑やかになったなぁ…………

きっとナツたちも成長したんだろう

３年は…………長いな

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