少女の記憶、少女の運命【FAIRYTAIL】

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ルーシィside

『皆、ただいま』


ギルドみんなの視線が入り口に注がれる

そこには白銀の髪が印象的な女性が立っていた


雪のような白銀の髪、

薄むらさきのきれいな瞳、

スタイルもよく、まれに見る美人だ


この人が……ユリカさん？

すごい……綺麗な人………


その容姿には

女の私でも目を奪われてしまうほどだった


マ「ご苦労じゃった、仕事の方は？」


『なんとか達成できました

　トラブルもありましたけど……』


「さすが、ユリカだな」

「あの仕事をこうもあっさりと……」


エ「ユリカ、ご苦労だったな」


『エルザ！久しぶり〜！！』


ユリカさんはエルザにヒラヒラと手を振る

そこに………………


ナ「ユリカ！！オレと勝負しろ！！！」


ナツがユリカさんに殴りかかる


ル「ちょ、ちょっとナツ！！」


しかし、ユリカさんはそれを片手で受け止めた


ナツのパンチを片手で受け止めるなんて……

もしかしてユリカさんって

エルザと同類な感じ？


『ナツ、久しぶり』


ナ「お、おう」


片手で受け止められたことに

ナツ自信も驚いているようだった


グ「はっ、おまえじゃ勝てねぇよ」


ナ「んだと〜！！？」


このパターンは…………。


『グレイも久しぶり』


グ「おう」


ナ「グレイてめぇ、今なんつった！？」


グ「てめぇじゃ無理だって言ったんだよ

　 くそ炎」


ナ「なんだと、変態！！」


グ「やんのか、つり目」


ナ「やんのか、たれ目！！」


あー、やっぱりケンカが始まった…………

あんたたちはいつでもケンカするのね


『あはは、相変わらずだね』


ユリカさんはその喧嘩の様子を

どこか懐かしそうに見つめていた


にしても、

ナツとグレイのケンカって本当に低レベルよね


ハ「あい、それがナツとグレイです」


ル「あんたはエスパーか何かかしら！？」

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