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story30 ページ32

ユリカside

私は今、怒られている

何故かって?

それは私が聞きたいくらいだ

手はロープで縛られていた


『エルザ、聞いて!私は……』


エ「ユリカ、お前はナツ達を連れ戻す側では

  なかったのか?」


『そうなんだけど、私は……』


エ「まったく、呆れてものも言えんぞ。」


″プチッ″


私の中で何かが切れた

まぁ……堪忍袋の緒…………とでもいっておこうか


ル「今、なんか切れたような音が……」


ハ「あい、オイラにも聞こえた」


私は魔法でロープを切り、エルザの前に立つ


『人の話を聞け………エルザ

 呆れたのは私の方よ。』


エ「なんだとっ!?」


エルザは私に剣を突きつける


ハ「エルザ様とユリカ様がお怒りに……!!」


ル「様……?」


エ「お前までマスターを裏切るつもりか!?」


その言葉に思わず笑いそうになった


『……私がマスターを裏切ると思う?』


エ「………。」


エルザは一瞬目を見開いた


『そう思うなら、斬ってみろ』


エ「………!!」


私だってエルザほどじゃないかもだけど

マスターは敬意を払っているつもりだ

家族として接してくれて…………

私をここまで育ててくれた。

そんなマスターを裏切るつもりなんて更々無い


″バサッ″


テントの入口が開いた

そこに………タイミング悪く、グレイ登場


グ「ユリカ、ルーシィ……ハッピー?」


しかし、エルザを見たグレイは青ざめていく

ほんっと、タイミング悪っ。


グ「エルザがなんでここに!?」


かなり動揺している様子

それもそのはずだよね、だって…………


グ「依頼はユリカが受けたハズだろ!?」


あっ……言っちゃった。


エ「……どう言うことだ、ユリカ?」


エルザがゆっくりと私の顔を見る


『んー、まぁそー言うこと?』


エルザの顔が赤くなっていく


エ「本当にすまなかった!!」


『いいって、

 どーせミラが伝え忘れたんでしょ?』


私はルーシィとハッピーのロープをとる


『まぁ、ナツ達が勝手に行ったことには

 かわりないけど。』


ル「………。」


ルーシィはかなり焦っている


ハ「ルーシィ、汁」


ル「…………汗よ」


『帰ったら、罰は受けてもらうよ♪』


私はニッコリと微笑んだ


ル「ユリカが怖い!!」

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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» それは全然大丈夫ですよ! (2018年12月4日 17時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - グレイオチを参考にしたいと思いまして・・・ (2018年12月4日 16時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» タイトルを参考に、ってことですか? (2018年12月4日 16時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - セレーナ・ラフィーネさん» グレイオチの作品にしたいのですが、タイトルが思いつかなくて・・・ (2018年12月4日 16時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» どのように参考にするのかだけ教えていただけると嬉しいです! (2018年12月4日 16時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セレーナ・ラフィーネ | 作成日時:2017年3月30日 17時

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