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第22話:棺桶 ( 1 / 3 ) ページ8

「ここはかつて古代人の都があった。この洞窟は村の神事の際に巫女が籠り、神託を得たという」
「きゃっ」
「ぎゃわ」
「ッ、ぅ」
「乱暴にするな!!怪我人も居るんだぞ!!…もびゅ」
「ハッピー!!」
「むー!むー!」
「…ちょっと」

視界がクリアになり、男の声が聞こえて。そしてほぼ同時に乱暴に床へと叩き付けられる。その事にハッピーが声を上げれば、片手で無造作に顔を掴んだブレイン。

苦しそうに呻き声を上げるハッピーに腹部を押さえつつ、立ち上がれば、空いている方の手でハッピーを掴むブレインの手首を掴んだ。そして手が緩められて、落ち掛けた彼を受け止めると数歩後ろへと下がった。

「ブレイン、この女達は何なんだ?」
「ニルヴァーナに関係してんのか? つーか、なんでこいつの毒を喰らって立ってられる?」
「そんな風には見えないゾ」
「そうか!!売ってお金に…」

気を失っているらしいハッピーをウェンディに預けて、改めて彼等と対峙すれば此方をジロジロ見ながら好き好きに口にする六魔将軍。

毒を含む攻撃を喰らうのは初めてじゃないと小さく呟いたにも関わらず、随分と耳の良いコブラという男には届いたらしい。と言っても、毒によって成分も微妙に違うだろうからと念の為に耐性を持たせるリレーゼも唱えておいた。

「こやつ等は治癒魔法の使い手だ」
「治癒魔法だと!!?」
失われた魔法(ロストマジック)
「Aさんも……?」
「こんな奴らが……!! まさか!!?」
「その通り。奴を復活させる」

驚いたのは彼等だけではなく、後ろにいた少女も同じような反応を見せて。然し、それに言葉を返す事は無く、再び彼等に意識を戻す。目を見開いたコブラに、ブレインは笑みを深める。

「わ…私…!!悪い人たちには手を貸しません!!」
「貸すさ…必ず…うぬは必ず、奴を復活させる」

震えながらも精一杯威嚇をするウェンディの言葉にも、確信しているかのような言葉に真似を寄せる。此方の戸惑いなど露知らず、それぞれに指示を出すブレイン。その中には、ニルヴァーナを探せというものも有って。

「一体…どんな魔法なの…? ニルヴァーナって…」
「 ── 光と闇が、入れ替わる魔法だ」

( 光と闇が…? )少女の小さなの呟きを拾ったのは、他でもないブレインで。そんなものを手に入れて一体、どうしようと言うのか。そもそもそのニルヴァーナというのは、書物に記されているのか、又は楽園の塔の時のような装置のような物なのか。( 何にせよ、余りにも情報が少な過ぎる… )




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萌花(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新を楽しみに待ってます(o^^o) (2月10日 5時) (レス) id: d056d81eda (このIDを非表示/違反報告)
moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しいです。待ってます。(o^^o) (1月27日 16時) (レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗葉 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/F0OOQB  
作成日時:2019年11月30日 19時

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