起きてよ ページ42
Aside
A「っ……。」
昨日、あのまま寝落ちしてしまったみたいで凄く変な姿勢で寝てたみたい。体が痛い。
隣を見るとまだ目を覚ましていない颯太。
コンコンと扉から音がする。
A「はい。」
世界「おはよ。A。」
大樹「おはよ。どう?」
A「ううん。まだ。」
慧人「昨日、寮に戻って荷物持ってきたよ!」
夏輝「Aと颯太の分の着替え持ってきた。」
A「私も…?」
黎弥「だって、昨日の衣装のままじゃん?」
黎弥の言葉で気づいたけど、衣装を着たままだった。
A「あ、そっか。」
勇征「安心して。洋服はなっちゃんが選んだからセンスはある。」
黎弥「他の人がセンスないみたいな言い方じゃん(笑)」
A「ふふっ(笑)ありがとう。着替えてくる。」
夏喜「ん。」
一人部屋の病室はお風呂とかトイレとかも付いてるからそこで着替える。
貰った袋から洋服を出すと、私が好きな組み合わせでネックレスとかまで付けてくれてる。
A「センス高すぎじゃん。」
夏喜「俺がやったから。」
黎弥「ドヤ顔(笑)」
A「なんで、こんなオシャレなの持ってきてくれたくれたの?」
夏喜「前言ってたから。Aと出掛けた時オシャレをすると気分だけでも上がるって。」
世界「Aが元気じゃないと颯太目覚まさないかもよ(笑)?」
A「そっか。」
大樹「それに、颯太だって目覚まして可愛い彼女が居たら嬉しいでしょ。」
勇征「うんうん。」
こんなにも皆が颯太の事を想ってくれてる。
起きてよ。颯太。
.
295人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みどきち - めっちゃくちゃ良いです!一個だけ、アメリカぎアメリアになってます。 (2023年2月21日 18時) (レス) @page15 id: 9b4d73b29a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こま | 作成日時:2020年5月17日 19時