第55話…火竜の勝利 ページ9
A視点
ラク「ジジィなんてどうなってもいいんだよ!俺は俺だ!ジジィの孫じゃねぇ!ラクサスだ!」
ナツ「みんな知ってる思い上がるなバカヤロウじっちゃんの孫がそんなに偉ぇのかそんなに違うのか」
ナツはゆっくり立ち上がり大声で叫んだ
ナツ「血の繋がりごときで吠えてんじゃねぇ!ギルドこそが俺たちの家族あろうが!」
ラク「てめぇに何がわかる…」
ナツ「なんでもわかってなきゃ仲間じゃねぇのか知らねぇから互いに手を伸ばすんだろ!ラクサス!」
ラク「黙れぇぇぇ!ナツゥゥゥゥ!!」
ナツとラクサスが戦い出した私とは違いナツが一方的にやられてる…やっぱり私が…
ナツ「Aはずっとお前を信じてたんだぞ!」
A「!」
ナツ「ラクサスの顔を見たらすぐ不機嫌になったり喧嘩越しだったけど本当は心の底で昔のラクサスに戻ってくれるって信じて待ってたんだぞ!」
A「ナツ…」
ナツには話してなかったのに…気づいてたんだ…
ナツ「もっと周りを見やがれ!ギルドはお前んモンじゃねぇ…よ〜く考えろラクサス…」
ラク「黙れぇ!」
ナツはラクサスの攻撃をたくさん受けながらもまだ立ち上がる……何度も何度も…
ラク「跡形もなく消してやる!」
フリード「よせ!ラクサス!今ナツにそんな魔法使ったら!」
ラク「雷竜方天戟!!」
フリード「殺すきか!」
すると雷がナツに当たる前に曲がった
カイル「ガジルさん!」
オリ「鉄で自分を避雷針にしたんだ」
ナツ「ガジル」
ガジル「行け」
私はその光景を見て決めた…残りの魔力をあんたのために使うよ…
A「ナツ…あんたにかけてみるよ…ナツの体力・魔力ともに回復!
ナツ「なんだ!?体の痛みが引いて魔力も回復してる…」
A「あとは任せたよ…ナツ…ラクサスを…らっくんを正気に戻して…」ドサ…
私は全魔力と引き換えにナツの体と魔力を回復させたのでその場に倒れ込んでしまった
ナツ「A…あぁ!」
ラク「おのれぇぇ!!」
ナツ「火竜の鉄拳!鉤爪!翼撃!劍角!砕牙!」
レビィ「その魔法は竜の鱗を砕き竜の肝を潰し竜の魂を狩とる…」
フリード「滅竜奥義…」ガクガク
A「ナツも滅竜奥義を使えるようになったんだ…」
ナツの滅竜奥義にラクサスは大ダメージをくらい倒れていった
ナツ「オォォォォ!!」
そして……ドラゴンが勝利を喜ぶように雄叫びがマグノリア中に響き渡った…
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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2020年9月25日 22時