第77話…再会 ページ31
A視点
「「はい?」」
オリ「え?」
ラカカ「バレてたのか…」
A「普通分かるでしょ?」
私がそう言うと何か察したのかオリヴィエは
オリ「もしかしてラカカって…」
A「女の人よ?」
オリ「嘘だーー!!」
「「嘘だろ兄貴ーー!!」」
「「親分がまさか女だったなんてーー!!」」
っとオリヴィエと闇ギルド連中は騒ぎ出した
ラカカ「そもそも俺は男だと言った覚えはない…」
オリ「いやアンタさっき弟だって言ってたから!」
それに自分の事を『俺』だなんて言ってるし勘違いされてもおかしくない
ラカカ「それは…その…みんなが俺を男だと勘違いをしているのに妹だなんて言いにくくて…」
A「コイツらのせいだったのか…」
「「いや!アンタが男より男なのがいけねぇだろ!」」
…………………………うん…
A「確かに男よりカッコイイし男らしい」
「「だろ!!」」
A「しかし…」
オリ「?」
A「男というより漢だな」
っと私はエルフマンの言葉を借りた
「「…………確かに…」」
ラカカ「否定してくれ!!」
A「やだなぁ〜冗談だよ!冗談!漢じゃなくて姉御だよね〜」
ラカカ「ちがーう!!」
いやいや…姉御でいいでしょ!
「「姉御!これからもよろしくお願いします!!」」
ラカカ「姉御じゃなーい!!」
でもよかったね…もう立派な仲間がいるじゃない…
A「さぁーてと…ちゃーんと評議会のところに行って罪償ってセイラさんやカイルに会いに行きなさいよ」
ラカカ「あぁ…色々世話になった……最後に私の願いを叶えてくれないか?」
A「ん?私にできることなら手伝うよ?」
ラカカさんは私をまっすぐ見た後頭下げながら言った
ラカカ「義姉さんとカイルを頼んだ」
A「もう仲間なんだしそこらへんは任せなさい!」
そう言うとラカカは安心した顔をして評議員に自首することにしたらしい…いくら優しい人でも闇ギルドに加入し悪事を行ってもだから捕まってしまうのは当然だ…
A「早く出れるといいわね…」
オリ「だね」
そして私たちはウェンディを探すべくまた空へ飛び立った
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太陽が沈んできた…これじゃあ夜になっちゃう!
オリ「A!アレってウェンディたちじゃない?」
A「え?」
私はオリヴィエの言う方向に目を向けてみるとそこにはウェンディとシャルルがいた
A「ウェンディ!」
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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2020年9月25日 22時