第76話…自分の目で ページ30
A視点
ﾗｶｶ「信頼できる仲間…」
A「きっと仲間が貴方を支えてくれる…きっと仲間が貴方を正しい道に進めてくれる…仲間がいるだけで人って結構変わるんだよ？」
ﾗｶｶ「お前…カイルをこき使っているくせに良いこと言うな」
A「いや！それ私じゃなくて元ファントムロードのマスタージョゼだから！」
ﾗｶｶ「なに！？」
ｵﾘ「むしろAと私はカイルとセイラさんを助けたんだよ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ!
ラカカさんはビックリした顔をしていた。そして理解ができたのか凄い勢いで私たちに土下座をした。
ﾗｶｶ「済まなかった！まさか恩人を傷つけようとしていたとは…」
A「別にわかればいいよ」
ﾗｶｶ「だよな…許される訳………は？｣
なんで驚いてんのこの人…しかもそのこの世のものをじゃ無いものを見ましたって顔は…
A「何？そのこの世のものをじゃ無いものを見ましたって顔は」
ﾗｶｶ「だって…許してくれるのか？」
A「うん」
ﾗｶｶ「なんで！？」
A「なんでって…」
ﾗｶｶ「俺はお前を倒そうとしたんだぞ！」
A「倒されてないし…」
ﾗｶｶ「殺そうともしたんだぞ！」
A「殺されてないし…」
ラカカははプルプル震え始めた
ﾗｶｶ「そうじゃなくて！やろうとした事が問題でだな！」
A「どーして？」
ﾗｶｶ「だーかーら！」
A「謝るなら私の方でしょ？貴方を殴ったんだから」
ﾗｶｶ「それはいいんだよ！」
なんかこんなやりとり前にもやったような…
ｵﾘ「なんかAがカイルと喧嘩してるみたいだね」
A「あぁ！カイルとしたのかこのやりとり」
ﾗｶｶ「なんなんだコイツら…」
A&ｵﾘ「
ﾗｶｶ「フェアリーテイル…か…いいギルドなんだな…カイルもいるのか？」
ｵﾘ「いるよ！」
A「なんだったらラカカさんも来る？」
ﾗｶｶ「……ありがたい申出だが…遠慮させてもらうよ」
ｵﾘ「え？なんで？カイルだけじゃなくてセイラさんもいるよ」
ﾗｶｶ「君たちについって行ったらきっと素敵な仲間に会えるだろうけど…自分の目で自分の仲間を決めたいんだ……君たちのように」
A「そっか…」
ﾗｶｶ「それにちゃんと罪を償わないと義姉さんやカイルに会わせる顔がない…」
確かに…カイルだけでなくセイラさんにめちゃくちゃ怒られそうだなこの人…
A「じゃあ次会う時は女性の姿で会おうね」
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2020年9月25日 22時
