壊理の姉 - 小説/夢小説

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私のせいで母も父も妹も幸せじゃなくなった

この子だけでも

『壊理は私が守るから』

私が守るから

『治崎さん、壊理の分も私がやるからさ

　あの子には手を出す回数を減らしてくれない？』

実験は苦しいけど

いつも笑顔でいるの

あの子を心配させないために

そしたら痛みが和らいだように感じた

私は今日も笑顔の仮面をつける

誰の前でも笑みを絶やさず

治崎さんに疑われぬように

従って

抵抗せず

笑って笑って笑って笑って笑って

あれっ？本当の笑顔ってどうやるんだっけ？

もう分からないよ

張り付けた笑みしか出来ない執筆状態：更新停止中

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作者名：黒猫 | 作成日時：2020年5月8日 18時