妖精の星 Part4

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貴｢おかしいと...思ってたのよ...｣



Aは呆然としながら呟く



ハッピー｢なっ何が...？｣


貴｢私が読んだ本にはRシステムを完成させるには27億イデアというとてつもない量の魔力が必要だと書いてあった...


けど、そんな魔力あの塔からは微塵も感じられなかったし、まずそんな膨大な量の魔力を集める術が無い.....


けど..まさか.....エーテリオンを吸収するなんて思いもしなかった...｣



グレイ｢じゃあ、あれがRシステムって事かよ！？｣


ショウ｢作動してる｣


ルーシィ｢作動って！！？まさかゼレフが復活するの！！？｣


ショウ｢分からない.....オレ達だって作動してるのは初めて見るんだ｣



全員がショウの言葉を聞き焦っている中の一部が炎と共に壊れた



貴｢まさか...｣


ハッピー｢戦ってるんだ...ナツ！！！｣



ナツがジェラールと戦っているのが離れたここからでもわかった



貴｢(お願い！！勝って...ナツ！！！)｣



すると間もなく


ゴガッ


塔が壊れ始めた



グレイ｢やったのか！！ナツ！！｣



と、喜びも束の間で塔が暴走を始めた


それもそのはず、あんな大きな魔力を一箇所に留めておくこと自体がほぼ不可能なのだから



貴｢まずい...｣


ジュビア｢行き場を無くした魔力の渦が弾けて大爆発を起こす｣


ウォーリー｢ちょっ....wこんな所に居たらオレ達まで｣


ショウ｢中に居る姉さん達は！！？｣


グレイ｢誰が助かるとか助からねぇとか以前の話だ｣


貴｢私達も塔の中の人間も含めて...全滅よ｣



全員が諦めた時



ハッピー｢A...？｣


貴｢ん？｣


ハッピー｢何で...涙が..｣


貴｢え？｣



ハッピーに言われ頬を触ってみると確かに泣いていた

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