Forget ページ16
こうして数週間が経過した
Aちゃんの意識が戻ったっていう連絡があったから会いに行くね
…病院にて…
どうやらもう既に誰かが来ていたみたい
この声は、巽くん?…
茨「おかしいですね、焦っているように聞こえます」
状況を理解するために僕達は中に入った
するとそこには巽くんがいた
ジュン「お久しぶりです、体は少しでもよくなりましたかぁ〜?」
A「……貴方達は誰?巽の知り合い?」
これは聞き間違い?それともAちゃん冗談を言っているのかな
日和「冗談はやめて欲しいね?」
A「冗談じゃありません!本当に誰だかわからないです」
どういうことかわからない、衝撃で記憶喪失になったって言いたいの?
巽「医師の話によるとAは一時的に記憶喪失になったみたいです
俺のことは覚えていますが
ESのその他の人達を忘れてしまったようです…
A、彼らは俺の知り合いですよ」
A「忘れるも何も、私は知らないから…
巽は私の彼氏だから覚えているに決まってるでしょ?」
日和「…そっか…巽くんとまだ付き合っていると思ってるんだね
でも、僕は諦めないね
少しずつでも思い出させる協力がしたいね」
凪砂「…うん、嫌じゃなければ毎日会いに来るよ」
A「嫌ではありませんよ、どうぞ来てください」
それから約一ヶ月の間彼らは毎日お見舞いに来てくれた
たくさんお話をしてくれたりするけどやっぱり無理…
記憶にないことばかりだ…そうする内に時が経った
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作者名:ひぃちゃん | 作成日時:2020年7月19日 13時