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107話 ページ8

sideA

合宿みたいになってきたわ…

黄瀬「青峰っち!火神っち!なんで突っ込んで来るんスか!」

青峰「いってーよ!今のはテツから俺へのパスだろーが!」

黄瀬「俺っスよ!ね!黒子っち!」

黒子「いえ、火神くんへのパスのつもりだったのですが…」

仲睦まじいのは良いのよ。

良いのだけれど、

A『お喋りしたいなら他所でしてくれるかしら?』

青峰「…黄瀬のせいだからな。」

黄瀬「青峰っちが悪いっス。」

A『そんなに私に構って欲しいの?仕方ないわねぇ…』

お仕置きしてあげる。

青峰「仲良くやってるぜ!なぁ!?」

黄瀬「は、はいっス!!」

ふう……

火神「アイツ怖くね…?」

緑間「言葉を選べ。さもなくば、」

黒子「いつも通りですよ。」

赤司「いつも通り可愛い。」

緑間「急に現れるな!いつも通り…か?」


隼「次はどうやろっかな〜。」

A『出来れば隼使う前に潰したいんですけど。』

あ、そうだ。

A『真太郎、ちょっといらっしゃい。』

真太郎が駆け寄る。

A『多分、もう二度と戻れないから。はい、退部届け、預かってきたわ。』

緑間「あ、ああ…」

何よ、気の抜けた返事ね。

緑間(恐ろしい女だ……)

A『なに?』

緑間「感謝する。」


次はどっちのお人形さんを潰そうかしら。

A『楽しみは取っとかないと。』

赤司「もし、あやつり人形になりたいと言われたら?」

そんなの。

A『ダメに決まってるじゃない。私、最初に猶予はあげたのよ。それを手で振り払ったのは彼女らよ。』

コロコロと2つの賽子を振る。

シナリオが書かれた人生ゲームのボードには

【身に覚えのない噂が立つ。】

火のないところに煙は立たない とは、言うけど。

どんなものだってこじつけてしまえば炎上するのよ。


A『ニヤニヤしながら賽を振り〜♪』

駒を進める。

A『イカサマもズルも平気でする〜♪』

ジ・エンドまではもう少し。

A『人はソレを神と崇める〜♪』

どんな絶望の顔を見せてくれるの?

A『あぁ、なんて滑稽なの〜♪』

滑稽な顔を見せてそして消え失せて。


A『楽しみね。』



--------キリトリ線--------
引用元
曲名:↑人生ゲーム↓

ボーカロイド

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年3月26日 12時

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