検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:9,128 hit

101話 ページ2

sideA

A『ねぇ…本当にずっとこのまま?』

痺れそうなんだけど。

隼「だめ?」

A『痺れそうだから止めて欲しいんだけど。』

退いてくれたのは良いんだけど…

A『貴方達、距離感って知ってる?』

赤司「いつもこれくらいだろ?」

嘘おっしゃい。

A『隼、利き手は邪魔よ。』

隼「俺、どこに居ればいい?」

A『適当にその辺に居なさい。』

って冷たくあしらったら

隼「…適当ってわっかんないなぁ…」

殺気に満ちた笑顔で私と征を睨む。

A『…少しだけよ。ほら。』

両手を広げて「来い」の姿勢。

赤司「な…!…何をしている。」

A『仕方ないじゃない。こうでもしないと誰かが血塗れになるわ。』

嬉しくて尻尾を振ってる犬みたいに私に抱きつく。

両手を私の首に置いて、首を舐める。

赤司「おい。」

こっちまで殺気に満ち溢れているわぁ…

隼「……なに?」

駄目だ。

征に手を出そうとしてる左手を包んで、

A『うかつに触らないで。貴方、すぐ壊すから。』

壊すのは私と違って肉体だけど。

隼「俺からしたら皆脆いんだけどね。」

A『彼には絶対に触らないで。』

隼「握手も?」

A『貴方、握手で手首折らせた事あるじゃない。』

前科持ちに触られたら困るでしょ。

隼「ムカついたらそうするけど、会ってる人みんなにする訳じゃないよ。」

A『貴方、彼を隙あらば✕そうとしてるわよ』

殺気に満ち溢れているもの。

隼「俺、人を嫌いになった事ないんだけど、」

嫌いじゃなくともムカついたら手を出すでしょ。

隼「やっぱり同担拒否かな。」

行き着くのはそこなのね…


だんだん落ち着いてきた…

作業をようやく進められる……

隼「トイレってどこ。」

A『そこの扉を開けて左。』

これで翔とか征が逆鱗に触れるようなマネしなければ…


隼「ただいま。」

A『おかえりなさい。』

大丈夫そう。

黄瀬「Aっち〜、ドリンク無くなったッス!」

ああもう。

A『無くなる前に言えって言わなかったかしら?作るのも大変なのよ。』

涼太のほっぺを抓る。

黄瀬「すみまへん……」

A『隼!絶対に大人しくしてなさい!』

隼「出来るって〜。」

それが出来たら言わないわよ。

A『柱に縛れたら安心なんだけど…』

((え…?こっわ…))

隼「めっちゃ興奮する!やって!」

((変態だった…!))


一応、タオルで手と足を縛る。

不安だから早く戻ろう…!

102話→←100話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 悪女主 , 赤司征十郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年3月26日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。