バスケばかに囲まれて2

五十話。 ページ2

ﾎﾟﾝｯ









降旗「あっ」


火神「なんだよつれねぇな。仲間外れにすんなよ」


黒子「あっ」


降旗「火神!!」


火神「ただいま。話はあとで

とりあえずあんたが赤司か？会えて嬉しいぜ」


赤司「……

真太郎ちょっとそのハサミ借りてもいいかな」


緑間「何に使うのだよ」


赤司「髪がちょっとうっとうしくてね。少し切りたいと思っていたんだ

まぁその前に…火神くんだよね？」







『っ!!』


火神「なっ!?」







黒子「火神くん!?」


青峰「A!!」







赤司「へぇ」


『シャレになんないよ征ちゃん』


赤司「まったく…

まぁ今回はAに免じて許すよ。ただし次はない

僕が帰れと言ったら帰れ

この世は勝利がすべてだ。勝者はすべてが肯定され、敗者はすべてを否定される

僕は今まであらゆることで負けたことがないし、この先もない

すべてに勝つ僕はすべて正しい




僕に逆らうヤツは親でも許さない」


火神「くっ」


赤司「じゃあ行くよ。今日のところは挨拶だけだ」


青峰「はぁ？ふざけんなよ赤司！

それだけのためにわざわざ呼んだのか？」


赤司「いや…本当は確認するつもりだったけど、みんなの顔を見て必要ないとわかった

全員あの時の誓いは忘れてないようだからな

ならばいい。次は戦うときに会おう



…A一緒にこい」


『……』


黄瀬「Aっち」


『いいよ大丈夫

みんなは開会式あるんだから戻って』

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