527話 あの日あの時 ページ43
日本代表選考試合前日。
疲れ切っていた東雲は、鬼道の言葉に甘え、虎丸の肩で寝てしまったのだ。
聞いていた音無が、ぴょこんと飛び出した。
「選考試合といえば、円陣組んだ時のAさんの言葉、すっごくカッコ良かったですよね！」
17人の戦士が揃い、組んだ円陣の中で、彼女はニッと笑って言ったのだ。
《一億年後にまで名を残す、そんなチームにしてやろうじゃないか。……伝説の1ページに、僕達の名前を刻もう!!》
「カタール戦前の練習の時は、Aちゃんの意外な弱点を知って、驚いたよね」
体力のない彼女を、みんなで囲んで走った。
試合で彼女は倒れてしまったけれど、東雲が充分すぎるほど頑張っていたのは、みんな知っている。
「サッカーをやめるように強要されて、本気のプレーが出来なかった韓国戦で……俺を叱ってくれたのも、Aだった」
《�猖楜い離廛譟爾納最圓垢襪覆蚓匹ぁ�……だが、やる気のないプレーだけは絶対に許さない�瓠２兇呂修譴髻△修辰�りお前に返す》
《僕だってっ……僕だって、修也と世界へ行きたい！修也ともっと、サッカーがしたいよぉ！！》
豪炎寺に向かって放った、天竜の鉤爪は、豪炎寺本来のプレーを引き出し、勝也の考えを変えさせた。
「シュートといえば、なんといってもナイツオブクイーン戦ですよね！
《守りたいものがあるんだ！！》
《負けねぇぇぇぇ……ぜってえええええ!!!!》
エドガーのシュートを直接打ち返した東雲。
天使の撃った弾丸は、あの日、ゴールを射抜いた。
「アルゼンチン戦の時、東雲は誰よりもみんなを信じていた。そして……誰よりも悔しがっていた」
《お前達なら大丈夫！必ず勝てるさ！なんてったってみんなは、僕達の仲間、イナズマジャパンなんだからな！》
《……サッカーは……残酷だっ……!!》
東雲の悔しさでで壁が砕けたのを、みんな知っている。
「……俺がイライラしてて、Aさんの手を払いのけちゃった時も、優しくしてくれました」
《……僕は怒ってないよ。虎丸はみんなの前で甘えられないだろうなって思って、部屋に呼んだだけ》
「そして……イナズマジャパンの力を信じて、最後の最後に、後を託した」
《バイバイ……───イナズマジャパン》
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Vermut(プロフ) - サッカーバカさん» ふあああっ、ありがとうございます…！！頑張ります！！ ですよね！一息くらい良いですよね！！凄く力になりました！ありがとうございました！！ (2019年11月26日 17時) (
レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - Vermutさん» ありゃ、そうだったんですか…！でも、いいんです、やりたい時に更新やってください！！！！一息ぐらいいいじゃないですか。何かあろうと、やりたいこと曲げちゃダメです！私は曲げられても鋼の精神で曲げ返しましたから笑 頑張ってください！！！！ (2019年11月26日 17時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - サッカーバカさん» ふえっ…ありがとうございます……！！それとホント申し訳ありません……高校の事じゃなくて、更新再開を親に止められてるんです……私の書き方が紛らわしくてほんっとごめんなさい……。お気持ちは物凄く嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2019年11月26日 17時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 受験校は自分が行きたいところへ！！！！！親に言ってやりなさい！「私が決めた学校だから、私が行くって決めた！親が行くわけでもない！自分の意思で行く！」って！私は、行きたい学校よりも、親に言われた学校に行ったので、Vermutさんは、行きたい学校へ！ (2019年11月26日 17時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - ゆいチップスさん» ありがとうございます！帰還ですよおおようやく！！ 受験勉強頑張ります！ありがとうございました！！ (2019年10月27日 8時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vermut | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時：2019年8月22日 9時
