373話 友情 ページ18
「……ありがとう、円堂君」
「!」
「一之瀬君の想いに応えてくれて……Aも」
名前を呼ばれ、ドキッとした。
でも、守と目を合わせれば、お互いに考えてる事が同じだと気付く。
微笑み合って、秋に視線を向けた。
「『あいつは俺/僕達の仲間だ。当然だろ?』」
僕達の声が揃うと、秋もフッと微笑む。
穏やかな笑み。一之瀬の事が心配でたまらなかったさっきまでの秋の表情とは、何処か違って見える。
「もし、この試合が、あいつにとって最後の試合になるのなら、俺は思いっきり戦ってやりたい」
『右に同じ。それが僕の、僕達の__あいつへの、全力の友情だから』
「__最高の試合をするぞ!!」
場所は変わり、フィールド。
1-1の同点、両者の力が拮抗した状態で、運命の後半戦が今、始まろうとしていた。
ピピー
イナズマジャパンのキックオフ。
と、ボールは一之瀬に渡った。
「いきなりサプライズだ!」
「ああ、見せてやろう!」
『!』
何か仕掛けてくる。
察すると同時に、僕は後ろを振り返った。
『ディフェンス!!マンツーマンだ!!』
「「おう/はいっス!!」」
指示を出すのとほぼ同時に、一之瀬がボールを高く蹴り上げた。
本当は僕も行きたいけれど、前半一之瀬からボールを奪ったのが効いているのか、三人もの選手に邪魔されて動くに動けない。
空高く上がったボール。
そこに、ディランとマークが合わせていた。
「「ユニコーンブースト!!!!」」
『あれはっ…!』
ぴたりと合った二人の動き。
紫色の光を放つ美しいユニコーンが、ゴールへと突進していく。
「イジゲン・ザ・ハンド!!!!…のわッ!!」
ピピー
そしてそれは、イジゲン・ザ・ハンドをも突き破り、ゴールに突き刺さった。
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杳覇(プロフ) - ミリアさん» 「影ふたつ」でコメントなさっていた方と同一人物ですかね? 残念ながらお断りさせていただきます。今リアルが忙しいので……。 (2021年3月6日 11時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 一緒に占いツクールで合作しませんか? (2021年3月6日 11時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - mnwさん» そう言って頂けて嬉しい限りです(泣) (2019年5月1日 20時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
Vermut(プロフ) - mnwさん» コメントありがとうございます!それが、最初はそうしようかとも思っていたのですが、それだとかなり長くなってしまうなぁ…と思った次第でして……。ですがまた、考え直してみます!貴重なご意見ありがとうございました! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 37d55cd9aa (このIDを非表示/違反報告)
mnw - ベルモットさんの作品が大好きです!!頑張ってください!! (2019年5月1日 15時) (レス) id: 4bef324863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Vermut | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時:2019年3月22日 14時