堕ちるまでそばにいて2

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2人は自分たちが泣かせたのかと

とても焦っていた

「違うわ。あなた達を見ていたら今までの事を思い出して
懐かしいなと思ってつい…。」

そう言うと2人は私を抱きしめた。

フ「何も不安がることは無いさ。」

ジョ「これが終わったらまた楽しい日々が待ってるよ。」

私の気持ちを晴らすような

とても優しくて暖かい言葉だった

「ありがとう…フレッド。ジョージ。」






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私たちが思っていたより自体は悪化していた。

ヴォルデモートが仲間を引連れてホグワーツにやってきた

私は思わず杖に手を伸ばす

ハグリッドの腕の中でぐったりとして目を空けないハリー

奴はハリーが死んだと宣言したのだ

ジニーは叫びながらハリーの方へ行こうとするが

私はそれを止めた

ジ「どうして！止めないで！」

ジニーは冷静さを失っていた

あれがドラコだったなら…

私も今すぐに駆け寄って抱きしめたいと思うだろう。

でも今は状況が違う

やつの方に目を向けると母がいた

母は私と目が合うと笑みを浮かべた

「ジニー。落ち着いて。きっと大丈夫。」

私ジニーをなだめた。

母「あぁ。私の可愛いA。こちらへいらっしゃい。」

周りの視線が私に集中した

私は怒りで杖を構える

「行くわけがないわ。ハリーにこんな酷いことをして。
私はあなた達の味方になんて絶対にならない。
私は私の信じた人たちと戦うわ。」

母の浮かべていた笑みがすっと消え

まるで獣を見るような目で私を睨みつけた

母「残念だわ。A。
あなたの大切なものはこちらにあるというのに。」

そう言って母は誰かを呼んだ

それは父と…私の息子であろう人物だった

「ルーカス…？」

今すぐにでも駆け寄りたかった

だが、そうすることは出来なかった。

ルーカスが首を横に振った。

来ては行けないと目が訴えていた。

ルーカスは幼いながら分かっていたのだ

私が母であることも。

そして奴に着いてはいけないことも。

「ごめんなさい…。ルーカス。愛しているわ。」

私は震える手で杖を構え続けた。

ルーカスは笑っていた。






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ドラコは両親とやつに呼ばれ

あちらに着いた

彼は複雑な表情でルーカスを見つめる

初めて見る自分の息子があまりにも似ていて

驚いているのだろうか。

そして私と目が合うと

バツが悪そうに視線を逸らした

ハー「ハリーは生きてるわ！」

ハーマイオニーが叫んだ

やつはそんなわけが無いと嘲笑った

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