【歌い手】御主人様。【そらる】 (ページ14)

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遥の隣で、テーブル上のお皿に盛られた料理を取り皿に取って食べていると、後ろから肩を叩かれた。

振り向くとそこにはにこりと微笑んだ彼女がいた。

「お久しぶり、鈴」

「ろん…！」

峯岸柚。峯岸財閥の御令嬢。ロンドンからの帰国子女なので安直に通称はろん。

彼女の存在に遥も気付いたみたいで、久しぶり、と目を細めていた。

「最近そっちはどう？」

その問いに、私から答えた。

「新入りが入ってきたのよ、一ヶ月位前に。伸びるのが早くて教えることももう無くなりそう」

「あら、奇遇ね。私の所も新入りコックが入ってきたのよ」

そのまま他愛もない話をして笑いっていると、ふとろんがこぼした。

「なんか、昔みたいね…」

その言葉にはっとした。

少しの間の後に遥は相槌を打っていたけれど、私は微笑を浮かべて何も言うことはなかった。

変わってしまったのだ。

立場も、想いも。

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短い…
というか伏線ばらまきすぎて自分でも訳分かんない((
この次から回収していこうかと。

というか最後の二文リズムのパート3で見たようn((