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2粒 ページ4
あなたside
翌日
職員室できつく叱られた洋一が教室に戻ってきた
受験シーズン真っ最中にこんな事件起こして
何もないわけが無い
私の前に座る洋一は
どことなく悲しそうな背中を見せた
そして洋一は後ろを振り返り、私を見つめた
洋一『誘われた高校に手を離された』
まぁその事を口ずさむ洋一は
予測していたみたいにあっさりしていて
しょうがないよなと言ってまた、私に背を向けた
『まぁまだ受験シーズンだし、他の高校にするとかすればいいじゃん』
と私は呟いた
洋一『はっ!お前マジで言ってんのかよ
俺の頭の出来を知ってのことかよ』
と焦りながら私に言った
洋一の目からは「高校に行きたい」
という強い意志が感じられる
『しょうがないな〜。私が教えてあげるよ』
君はサンキュと言って笑顔を見せた
その笑顔は昔と1つも変わってなかった
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作者名:あおはる | 作成日時:2018年8月12日 22時