【進撃の巨人】運命を手に (ページ2)

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「さっき窓が割れたのって、

やっぱりAさんが狙われたって事かな。」

馬を走らせてアルミンは言う。

「そうじゃなきゃ説明つかないだろ！」

エレンは余裕がない様に声を上げる。

「……じゃあやっぱり、調査兵団内にいるんだね。」

「アルミン……？」

言い出しにくい、重い口を開いてアルミンは推測を

展開した。

「憶測だけど……犯人は前から絞られていたんだ。」

アニを壁内で捕らえるとき

一部104期は私服で待機していた。

まずそこで線引きされる。

──────────

リヴァイが出ていって、しばらく作戦を練っていた。

「捕獲は不可能だろう。仕留める事を優先に──」

「会議中失礼します！」

ノックをした後、ドアを開け書類を手にしているのは

「サシャ・ブラウスです！

ハンジ分隊長宛にと、書類をお預かりしました！」

ハンジの前に大袈裟なお辞儀をしながら

サシャは書類を差し渡した。

「え、あぁ……ありがとう。ご苦労様。」

ハンジは中身を確認する。

「ハンジ、それは。」

「アニ・レオンハートの身辺調査結果だよ。

管理が悪くて、かなり時間がかかったらしい──」

ハンジは言葉を詰まらせた。

「……モブリット、104期調査兵団個々の

書類を持ってきて。」

「は、はい……！」

モブリットは素早く立ち上がり、書類室に向かう。

サシャは何となく帰りづらい為、その場で立っている。

「ハンジ、何か分かったのか。」

エルヴィンがハンジに問う。

「私の記憶が正しければ……

ライナー・ブラウンとベルトルト・フーバーも

アニと同じ出身だったはずだ。」

確証はないけど、可能性はある。

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進撃見返しています、1期だったり2期だったり。
ナナバさんがやられるところは飛ばします。