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＊23＊ 姫川姉妹の会話 ページ24
「姫川さん、ごめんなさい！
お姉さんと比べて、見下して…」
女子生徒の一人が謝った
他の生徒も「ごめん」
と謝る声が聞こえてきた
氷「…偽善者ぶって、バカじゃない」
氷は小声で、生徒たちを批判した
雪「確かにそうかもしれないわ
でも、莉夢のそばにいる子たちは
本心で言ったと思うわ」
雪は氷に小声で、自分の気持ちを伝えた
氷「…」
雪「あの子たちのところ、行ったら？
ファションショーはもういいから」
氷「お姉ちゃん、なんで？」
雪「私が貴方をファションショーに
誘ったのは、貴方のことを認めてくれる子
がきっと現れると思ったからよ」
氷は手を握りしめた
氷「こうなるって、分かっていたつもり？」
雪「そんなわけないじゃない、たまたま
さあ、莉夢のところへ行きなさいよ！」
氷は雪の言葉に後押しされ
ステージから降りて行った
そして、莉夢たちのところへ走って行った
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作者名：松野リオ | 作成日時：2018年4月12日 6時
