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＊2＊ 新しい出会い ページ3
学生寮に行くと、苺と母親は
苺が住むことになっている部屋を探した
他の生徒や保護者たちも
学校寮で迷っていた
階段のところに、お団子で髪を下ろしている
女子生徒がいた
苺「どうしたの？ 道に迷ったの？」
苺が女子生徒に話しかけた
？「…なんか用？」
女子生徒は低い声で苺の質問に答えた
苺「えっと、あなたが道に迷ったのかなって
思ってね」
？「余計なお世話よ！」
女子生徒は苺のお節介に不満なようだった
母「苺、嫌がってるんだから余計なこと
しなくてもいいのよ」
苺「嫌がっていたの？ 全然分からなかったよ…」
苺は天然で、人の顔色や気持ちが
よく理解できていなかった
？「…あんた、夢城中学校の新入生？」
苺「うん、そうだよ」
女子生徒はしばらく考え始めた
？「…私の部屋は114室よ
あんたの部屋は？」
苺「わたしは115室だよ」
？「…ふーん、そう
まぁ、一緒に行ってあげてもいいわよ」
苺「本当なの？ 嬉しいよ！
一緒に部屋を探しに行こうね」
苺は母親と、女子生徒とともに
二階へ行った
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作者名：松野リオ | 作成日時：2018年4月12日 6時
