The music changes my world 2【黄瀬涼太】

I love you 20 ページ20

Aside






突然、涼太から





黄瀬「Aってもう進路について考えているっスか？」







と言われ、









返答に悩んだ。









A「うーん。まだ考えてないよっ」









と、答えておいた。









親にも相談しなきゃなぁ。









A「涼太は？」





黄瀬「俺は推薦くることを期待するっス。学力で入学するなんて到底無理っスw」









なんて言いながら笑ってる涼太。








嘘ついてごめんね？いつかちゃんと話すから、









心の中で、つぶやいた。









そして公園を出て家に向かう。









黄瀬「じゃ、また明日っ！」









笑顔で近づいてきて、キスをしてくれた。









涼太の後ろにはちょうど太陽があって、





涼太がさらに輝いて見える。









A「うんっ！ありがと！ばいばい！」









そう言って家に入った。









当たり前だけれど、ただいまとは言わない。









もちろん、今日もお母さんもお父さんもいないから、









自分の部屋にカバンをおいて、ベッドに飛び込んだ。









そしてスマホを取り出し、お母さんとお父さんにメールを送った。









"進路のことで話したいことがある。いつでもいいから、家に帰ってきて。"


と、書いた。

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