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ラーメン一楽 ページ25

その後、うまいこと自己紹介も終らせ担当上忍のカカシ先生の説明も聞いた私は街を歩いていた。


あのどこからどう見ても不審者のような先生が言うには明日サバイバル演習というかなり厳しい実戦形式のスズ取りを行うらしい。


ナルトとサクラ勝てばぎりぎり受かるかな?と考えながら歩いていると、「Aー!!」と大声で私の名前を呼ぶ声がした。


振り向けば見知った金髪が手を降りながら走ってくる。


私は足を止めた。


「A!俺と勝負してくれってばよ!!」


「勝負?」


あまりに唐突なことに私が戸惑っていると、ナルトは私の手を引いて演習場に連れていった。


聞いてみれば明日の演習に備えて練習しておきたいそうだ。


ちなみに、私がそれに付き合うことによってもれなく一楽という店の美味しいラーメンをナルトが奢ってくれるらしい。


私とナルトは少し離れて向かい合うと、ナルトが影分身を六体出して突進してきた。


私は何も考えずに目の前のことだけに意識を集中させた。



分身をなんとか避けてクナイで割っていく。


時間の立たないうちにナルトは本体だけになった。


私は気を緩めたナルトに上段蹴りをヒットさせた。



「…負けた、ってばよ…。」


ナルトは起き上がるとそう言った。私が蹴りを命中させたところが青くなっている。



「ラーメンはきっちり奢ってもらうからな?」


私は分身を置いて逃げようとしたナルトを捕まえて言った。



________



「美味しい!!」


「もうそれ何回も聞いてるってばよ…。」


温かい湯気がもくもくとたつラーメンを私は口に頬張った。



器からみるみる減っていくラーメンを見たテウチさんは目を細めて笑うともう一人前用意した。


「そうかい。ならこれはタダだ。」




出されたラーメンに私は目を輝かせてお礼を言った。



「ありがとうございます!テウチさん!」



「礼を言わなきゃならんのはこっちの方だ。嬢ちゃんくらい美味そうに食べてくれるとうれしいよ。だからこいつぁ店からの奢りだ。」



私は満面の笑みで微笑んだ。

サバイバル演習→←作者より(飛ばしてもいいです)



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Caesar(プロフ) - マスラさん» コメントありがとうございます!なかなか更新出来ないのですが応援してくださる方がいると思うととても嬉しいです! (2018年11月6日 18時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - とても面白いです!続き楽しみにしています。お忙しいとわ思いますが、更新頑張ってください!(*^_^*) (2018年11月6日 16時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - ありがとうございます!!学生なのであれこれ大変ですが更新がんばります! (2018年9月10日 7時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2018年9月10日 3時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
Caesar(プロフ) - 深雪さん» コメントありがとうございます!!この所旅行に行ってて更新出来ませんでした。すいません!!頑張って進めるようにしますね! (2018年8月18日 19時) (レス) id: 0b14e887c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:julius | 作成日時:2018年1月1日 1時

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