あなた達は私の正体を知らない【歌い手】【まふまふ】

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いつものように鍵を開ける




どうか起きていませんように・・・




そう思って玄関を開けた。





あ「まふは、ここで待ってて。



もし、親が下りてくる音がしたらすぐに家出てね。」



ま「ん、わかった」




荷物を取りに自室へ向かう。




あ「服詰めなきゃ…。いるものだけでいいよね。



あ、貯金してたお金全部持ってこう。」





そう、今まで私が稼いできたお金のうちの２割程度の報酬はすべて貯金していた




ま、使う用事もなかったし。



このお金、少しでもたしになったらいいな・・・









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よし、荷物まとめ終わった





その時、不意に親の寝室の方からガチャ、と音がした。





まずい、玄関にまふがいる・・・っ！






絶対絶対、玄関出てて





見つかったら、まふまで巻き込まれる・・・！！








その願いも虚しく、






母「なによあなた・・・？！」









母のヒステリックな声が聞こえた

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