検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:10,321 hit

NO.42 ページ42

ユウナSIDE
雑貨屋の木製の扉を開けると、ベルが「リンリン」と鳴る。


それを合図に、「いらっしゃいませ。」と店員さんが言う。


「わぁ...可愛い...。」


アサミちゃんは凄く上機嫌。


「なかなかいいじゃない。」


とか言いつつも、目はキラキラで商品に興味津々のヒヨリちゃん。


「都会に来てなかったら、絶対に買えなかったね...っ!」


...カナエさんは感動してらっしゃる?




...うん。何を見ても可愛いね!


もう、お店ごと買っちゃいたいなぁ。


ヒヨリちゃんの隣で商品を見ていると、いきなりヒヨリちゃんのケータイが鳴ったもんだから、本気でビックリした。


いやぁ、ケータイさん。驚かせないで下さいよ。寿命が縮まるんだからね。


ヒヨリちゃんは驚きもせずにケータイを確認。


「...カンタからメール。五時にさっきいた公園で待ち合わせだって。」


五時かぁ。


「え、ねぇ、今何時?」



「...ええと...。四時半ですかね...。って、あと三十分しかないじゃんっ!」



三十分だって!?女子のお買い物は長い長ーいものだというのに!!



...またヒヨリちゃんのケータイが鳴った!


ホント、そろそろ私、死んじゃうんじゃ...。



「...。『七時に公園集合。ヒヨリの叔父さんが迎えに来てくれるから、心配しなくたって大丈夫!ショッピング楽しんでね!by.リクト&カンタ』...七時って...時間の感覚可笑しいんじゃないの!?」



若干、イラついてそうなヒヨリちゃん氏。


一応、ここは雑貨屋だから。


ほら、店員さんがあたふたしてるよ。


アサミちゃんはずっと何かを探してるし、カナエちゃんははしゃいでて、ヒヨリちゃんは...怒ってますね。


...もういい。ヒヨリちゃんほっとこうか。


ごめんね、ツインテ娘。

NO.43→←NO.41



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:クッキー , カゲプロ , ヒビヤ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:副団長・クッキー | 作者ホームページ:   
作成日時:2014年12月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。