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NO.27 ページ27
...私は都内の小学校に通うことになった。
でも、クラスメイトと上手く会話出来なかったりで、友達０人。
うん。学校つまんない。
一方そのころ
ヒヨリSIDE
「なんで急に引っ越しちゃうのよ！A！」
「ヒヨリ、泣かないでよ。」
なによ。
「カンタ、あんたAの幼馴染みでしょ？！悲しくないの？！寂しくないの？！」
「寂しいに決まってる。兄弟みたいに育った僕の一番の理解者だし。」
俯くカンタ。
「…最後に、会いに来てくれたらよかったのに……。」
必死に涙を堪えているアサミ。
「きっと、急に決まったことなんだよ。」
悲しそうな表情のリクト。
「A……なんで引っ越すとか、一言も言って来なかったのよぉ……。」
号泣するユウナ。
「……勝手すぎ。」
無表情のヒビヤ。
「皆！泣いちゃダメだよっ！泣いたらAちゃんが許さないよっ!」
「そうだ！Aはきっと帰ってくる。」
涙目のカナエと、真面目な顔のカイト。
泣いたらAが許さない……かぁ。
「私たちが落ち込んでる場合じゃないわね。」
「そうだよ、ヒヨリ！今、一番悲しんでるのはAなんだよっ！」
この人たちがAが『引っ越して良かった。』と思っていることをもし知ったら激怒するでしょう。
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作者名：副団長・クッキー | 作者ホームページ：
作成日時：2014年12月26日 22時
