愛が重い 4 ページ4
眼を覚ました私の視界に入ったのは、見覚えのない天井だった。
躰を起こした時、金属が擦れる音と手足の違和感に気付き
自分の躰に視線を落として驚愕した。
貴「え……手枷に…脚枷………!?
服も何で、こんな…………ッ」
「僕が填め、着替えさせた故」
聞き覚えのある声と独特の一人称に、私は顔を上げた。
貴「芥川、さん………?
貴方が填めたって、着替えさせたって……そんなッ………」
何か芥川さんが云ったが、私の頭の中は芥川さんに対する恐怖で一杯だった。
貴「ひッ……来ないで………!!」
芥川さんが近付き、私は寝台の端迄後退りした。
芥「何故だ…?何故僕を拒む?」
そう云った芥川さんの眼は私を捉えていて。
私だけを見ていて。
芥川さんの瞳に映る自分の姿が恐ろしかった。
彼好みか判らない綺麗な服を着て、
手足を拘束されて、主人を喜ばせる 奴 隷 の様な姿の自分が。
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くるみ - 竜のヤンデレヤバすぎます! (2018年1月18日 18時) (レス) id: 31ba52f844 (このIDを非表示/違反報告)
loveΣ(プロフ) - 黄昏さん» ヤンデレがお好きですか……! これからもう少しヤンデレ要素を加えていきたいと思います。 (2017年6月10日 10時) (レス) id: 063d99256d (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - ヤンデレ好きの私には最高な作品です!更新待ってます!頑張ってください (2017年6月9日 23時) (レス) id: 1cf210e7e0 (このIDを非表示/違反報告)
loveΣ(プロフ) - 白雪さん» 励みになりました。 有り難う御座います! (2017年6月9日 7時) (レス) id: 824a8b9bf6 (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - 芥川って言う所が本当にもうきゅんきゅんしますっ!これからも頑張ってください!応援してます!! (2017年6月8日 21時) (レス) id: cc0947e4f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:loveΣ | 作成日時:2017年5月20日 8時