安寧期 第二話 ページ49
私とて、この新婚生活で変わったわよ？
例えば一人で洗濯できる様になったし、買い出しだって葉野菜の違いが分かるようになった。
それに戦時中より柔らかくなったという自覚はあるわ。だって子供が私に寄ってくるようになったもの。
それに、料理も上手くなったのよ？
あのボロボロ稲荷寿司制作者からランクアップよ？最初扉間が私の手料理食べて気絶してた位だからよっぽど凄いよね？
ヒカクの手伝いなんて必要なくなったのよ？
マ「そうか、大分偉くなったな」
そうよ！驚くべき進歩でしょ？
マ「だがな」
？どうしたの？
マ「家を燃やすのはよくないぞ」
そう菩薩も裸足で逃げ出すほど温和な顔でマダラお兄ちゃんは言った。
視線をマダラお兄ちゃんから外すとそこには私達の愛の巣の燃えかすがあった。
や、
やり過ぎちゃった、てへ☆…
事の発端は普段の何気ない朝、起こった。
前の夜も特に述べることもなく慎ましく二人で過ごしてただけ。
そして、ゾンビと疑われるほどユラッと起き出し布団から出た。
朝は苦手。だって幸せな夢を見てたいとしがみついて起きようとしてもなかなか難しいし。
身支度を軽く整え台所へ立つ。
ひと昔に包丁を持たせてはいけない人女性編を堂々一位を獲得したけど、今は大丈夫。
扉間と私の分だけを作る。
大分千手風に変えたのだけどそれでもまだうちはの味がするらしい。
そして、白米と魚と味噌汁と卵焼きと、漬物を並べよそえば完成。
味もなかなか出来た。
そして扉間を呼ぶ。
前掛けを外したたんで呼びに行こうと呼んだ矢先…
そこには黒く
テカリ
カサカサと
触覚二本を生やし
飛んでいる…
あの…
A「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」
醜く、口に出すのもおぞましい奴がそこにはいた。
扉「どうした？！！」
A「と、と、扉間ァ…」
すっかり腰を抜かし廊下に座り込んでしまう私の元へと駆け寄ってくれる私の夫まじかっこいい…
扉「何があった？！A！しっかりしろ！」
泣き顏を無様に見せつけて奴を指差す。
A「あ、あ、あそこに…」
指差す方に扉間を視線を向けた。
扉「あ、あぁ。ゴ…」
A「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！名前を言わないで」
そう叫び目を閉じた。
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マキラ - 私の二番目の推しキャラだったから読んだけど扉間の告白にマジ惚れた//// (2019年5月18日 3時) (
レス) id: 02a5017c6d (このIDを非表示/違反報告)
るんるん - とても面白いです!!更新頑張ってください^o^扉間様どこにマーキングしたのかすごい気になる!!!笑 (2016年6月7日 14時) (レス) id: a241f8e5b8 (このIDを非表示/違反報告)
乙女☆スピカ(プロフ) - ヒョウレンさん» ありがとうございます！あと、出来たらこれからもよろしくお願いします！！出来たらあの両者には誰からも爆ぜろ！という関係にしてあげたいです… (2016年4月16日 18時) (レス) id: 3800ffa48e (このIDを非表示/違反報告)
ヒョウレン - いつも、楽しく読ませて頂いてます！ 夢主ちゃんと扉間様の話の続きが気になってます！ (2016年4月7日 3時) (レス) id: 1420eac17a (このIDを非表示/違反報告)
乙女☆スピカ(プロフ) - りんごさん» いえいえ！大丈夫ですよ！てゆうか、この作品を忘れていなくて未だ付き合ってくれていること自体に感謝です！！いつもコメントありがとうございます、りんご様！ (2015年12月18日 22時) (レス) id: 3800ffa48e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乙女☆スピカ | 作成日時：2015年10月29日 19時
