あたしとうちはと千手にっ！

最終マッチ！ ページ43

ドンっ！

ボォォ…！

ビュッ！

イ「流石最終マッチ！お互い譲りません！！」

羽根は原型をとどめているのか疑問があるような羽子板バトル。

もうお互いはボロボで疲弊している。

ねぇ？何故やめないの…

ヒ「火遁 豪火球の術！」

扉「水遁 水衝波！」

イ「おっと！これはヒカクの術を扉間はぶつけ大きな煙が試合場を包む！辺りの光景は全くわかりません」

ヒ「火遁 鳳仙花の術」

やめろよ…いい大人でしょ…？周りは凄いことになってるから…

扉「っく…避雷針の術！」

ヒ「かかったな…」

煙は晴れヒカクは不敵に笑う。そこには扉間から妨害されることのない絶好のスマッシュのチャンスだった。

そして羽根は扉間の側のコートに落ち試合が終わった。

マ「2ー1でヒカクの勝利。選手は握手し解散せよ」

イ「おー！この激戦を勝利したのはヒカクでした！」

タ「胸アツの戦いでしたね」

私は急いで扉間に駆け寄る。

扉「…Aか…」

A「…扉間」

私は思いっきり

A「の、バカ！！！」

ゲンコツをかました。

ヒ「A様…」

A「ヒカクもよ？！いい加減なさい！！庭がめちゃくちゃじゃない？やり過ぎってこと理解してるかしら？大人なのだから周りを見て加減なさい！」

そしてヒカクにも平手をした。

ヒ「で、ですが…」

A「小さい頃貴方が私に怒り言い訳をする時貴方は黙って聞くよう指導したわよね？」

ヒ「は、はい…」

A「後で片付けておきなさい。この不祥事は父様とお話して考えます」

ね？と微笑む。

A「それと父様とイズナお兄ちゃん、マダラお兄ちゃん？何故止めなかったの？二人は何故司会と解説役してるの？審判は何故止めない？」

「「「…ごめんなさい」」」

A「後で家族会議しましょうね」

そしてため息を吐き

A「ともかく無事でよかった。扉間に何かあったら私…」

扉「ワシが悪かった！」

チッ！

と、舌打ちが４つ分聞こえたが家族のものではないことを祈る。

取り敢えずこのボコボコになった庭を片付けてたらいつの間にか夜になった。

タ「色々ありましたが正月の宴を始めましょうか」

と、親族＋扉間と正月の宴が開始した。

私とお兄ちゃん達とヒカクと扉間はクタクタで疲れていたけどなんだかんだでみんなで楽しめた。

こんな感じで新年を迎えたけどどうか今年も皆無事に過ごせたらいいな！

創設期 第三十二話→←羽根つき合戦！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す