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特別扱い ページ10

「え、バスケ部入れないって…どういうこと?」


「…監督に会って話せば1番早いと思う…」


え、ここに来てのまさかの入れないパターン?←


「よ、よくわかんないけどバスケ部の監督に会って話したら入れるかもしれないってこと?」


「いや!…うん…と(り)あえず会ってみた(ら)わか(る)と思う…」



すごい申し訳なさそうな顔して早川くんは頷いた。


「お(れ)は…お前が入ってく(れ)た(ら)…いや!とにかく監督に会って話してたみて!」


「わ、わかった」


一応早川くんから監督に話を通してくれるらしい


…というか早川くんってバスケ部?←







「ダメだ」


「なっ…」


開始早々揺るぎない否定をくらった。



隣では早川くんがやっぱりなって顔で立っている。


「どうしてですか?!」


「別に君が悪いわけじゃない。ただ女子がダメなだけだ」


「え…?」


少しため息をついて監督は言う


「今年うちは強力なルーキーを入れてな。それで、そのルーキーってのが実はモデルをやっとるんだ」


「…は?」←


「今年はその1年生目当てで全学年の女子がマネージャー希望をしたんだ。無論全て断っている」



「え、モデル?バスケ部?え?」←



ちょっとまって頭回らん←


「知らんのか?『黄瀬涼太』」


え、まって誰?←


「はは…わかんないです…」



「とにかくダメなのもはダメだ。君だけ特別扱いする訳にもいかん。周りに示しがつかないからな」



それに


監督は付け加えた



「マネージャーなんて女子バスケ部でもいいだろう。逆になぜ男子バスケットボールにこだわる?やはり黄瀬目当てか?」


ブチ


「ん?なんの音…「I wonder if I can not shut up for a moment?(ちょっと黙れないのかしら?)」



「え?」


「Mostly I say I don't know!It is noisy and noisy…(大体私は知らないって言ってるでしょ!それをグチグチうるさい…)」


「お、おーい?(人1)…さん?」


「What!?」


あ、やらかした←


怯える早川くんを見て我に返った。


「あ…ご、ごめんなさい!ちょっと…まだ英語抜けきれてなくて…あの…」


「いや…そう言えば(人1)は帰国子女だったな…そりゃ黄瀬は知らんな」


わかってくれた?


「は、はい!全然知りませ「だがそれとこれは別だ」


「黄瀬を知っていようがいまいが、君だけ特別扱い出来ないんだ」

ハッキリと言われた

約束→←入れない



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作者名:レオ | 作成日時:2014年5月19日 23時

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