【海常小説】海常高校のハチャメチャでドキドキの日常生活 (ページ5)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:9,760 hit

家の近くページ5

あの後職員室に入って無事手続きは終わった。

お礼にもう一度会おうと思って体育館を目指したけど何度か迷子になって、たどり着いた時にはもう練習が始まってた。

また会えた時お礼を言おう

｢さて…次は家だ｣

住所を調べてみるとほんとすぐ近くだった

｢あ、つい…え？｣

ナビ通りに進んで案内終了の音声と共に足を止めた。

見上げた先にはとても一人暮らしとは思えないようなマンション

｢え？ここで合ってるよね？？｣

とりあえず管理人さんに会い部屋まで案内してもらった。

先に荷物は届いていたのであとは荷を解くだけだが…

｢いや…広すぎない？｣

玄関先から突き抜ける真っ白な部屋

夢のダイニングキッチン

無駄に広い部屋

｢え、逆に怖い｣←

と言っても荷は解かなければいけないので解いた

｢いい家すぎるよ…学校からも近いし｣

広すぎる家は余計寂しく感じるな…

｢まぁ気を取り直して買い物行こう｣

荷物と言っても小さいものとかなのでベットなど買い揃える必要がある。

｢ニ〇リいこ｣←

そう思い靴を履いて外に出た

・
・
・

｢ふふん～いい買い物できたな～｣

必要なものは全部揃えた。

なんか…清々しい気分だ

｢ん？なんの騒ぎ？｣

歩いていると黄色い声援が聞こえた

少し気になり声のする方に行ってみた。

｢ちょ…と、通して…！｣

男の人を取り囲むように女性の大群が…！←

うっわぁ…なに？芸能人？？

｢ちょ…ほんとに…時間が無いんスよ！｣

それでも女性は聞こえないのか相変わらず黄色い声援を上げる

悪いけどここは見て見ぬふり…

と思っていたら

｢きゃ～！黄瀬くんよ！！｣

と、新たに増えた女性軍が思いっきりタックルしてきた

｢おわっと！｣

それからはもう速かった。

人混みに流されて流されて流されまくって

｢あ｣

最前列まで来てしまった。←

｢ちょっとどいてよ！｣

そしてまたさらに押されて体が傾いた。

あ、これコケる…

と思った矢先、私が倒れた方向は例の男の人の胸の中で

抱きつくような形になってしまった。

…踏んだり蹴ったり…