オンナノコ ページ13
女子?!
そう叫ぶと一気に距離を取られてしまった。
え、なんで?
頭にハテナが浮かんだ。
「あ、あの、この前はありがとうございました。おかげで助かりました」
「この前…ああ、職員室の…」
気づいてくれたようで納得してくれた
「あの…早川くんから聞いてませんか?」
「早川…?」
「マネージャーの件です」
「なっ!女子がマネージャー?!」
あれ、なんだろう
いけなかったのかな
いや、女子生徒はマネージャーが出来なかったからビックリしてるんだ。
きっとそうだ←
「て、てことは…マネージャー?」
すっと指をさされた。
「はい!今日から仮マネージャーやらせてもらう(人1)Aです!よろしくです!」
思いっきり頭を下げた。
しかし無反応
何も聞こえない
恐る恐る顔を上げると
「え?」
顔が赤いような青ざめてるようなそんな顔色をしていた。
「え、体調悪いですか?!大丈夫ですか?!」
そう近づくとまた一気に距離を置かれた。
あれ?私嫌われてる?
「あ、あの「笠松!」
声をかけようとしたら今度は長身の人が現れた。
その長身の人は笠松と呼んだその人に駆け寄り
「おい、大丈夫か?」
そう声をかけるも首を振り
「……部室いってくる」
「お、おう…」
そういってフラフラと体育館から消えていった。
大丈夫かな…
「ごめんね。笠松が変な態度取っちゃって…」
くるっと私の方を向き頭を軽く下げてくれた
「あ、いえ!大丈夫です!それより大丈夫ですか?」
「多分大丈夫だと思う。慣れてないだけだよ」
そういい、笠松さん?が出ていった方を見た
なにが慣れてないんだろう
「あ、ごめんね、自己紹介が遅れて。俺は小堀浩志。バスケ部の副主将をやってます。」
そういって頭を軽く下げた
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作者名:レオ | 作成日時:2014年5月19日 23時