アホ峰とバ影山 ２

試合終了 ページ25

嶋田 「繋心何考えてんだアホか‼まだせいぜいマグレ当たりだって言っただろうがあ‼」


滝ノ上 「そのマグレ当たりでさえ欲しいって事なんだろ」


A 「そうでしょうね…青城は次で大台20点、ここで流れ持って行かれたらいよいよ追いつけない」




流れってのは、どこからどう変わるか分かんねーもんだからな








キュッ



ゴテッ…






滝ノ上 「あちゃ〜…ガッチガチだな…」


嶋田 「しょうがねぇよ

でも、サーブポジションに立った瞬間は、

誰だろうとその試合の主役だ」






キュッ




カッ…




ボトンッ……






ピッ






「っしゃあああ！！！」
「ラッキー！」
「青城20点台乗った…！！」






澤村 「山口っ！！……次、決めろよ！」


山口 「_____ハイ！！！」






あっ…烏野の、空気が変わった…





それに、きっとこの悔しさが、絶対に忠を強くする…！









その後両者取って取られてを繰り返して




気付けば点数は30点を超えていた








ドガンッッッ！！！！



相変わらず徹さんのサーブ強烈ッ！！！






大地さんが何とか上げたけど、向こうに返ってる






国見 「チャンスボール！！」






！？


英はまだあんな余力が…！？


前半は上手くサボってたってことかよ…！！


低燃費男子め！！！





ピッ





逆転し返された…！！！






……ん？飛雄…あいつまた…！






菅原 「影山ァー！！迷ってんじゃねぇぞーっ」


A 「そうだぞ飛雄ーーー！！自信もってけよぉー！！！」


菅原・A 「「ウチの連中はァ！！！」」


影山 「_____"ちゃんと皆強い"」









この位置




このタイミング




この角度で




_____ドンピシャ！









バチンッッ！！！！









A 「………えっ…？」









ピピーーーーッ！！！！！









青城 「「「_____ぅおっしゃああああ！！！」」」









試合終了 青葉城西高校の勝利___









澤村 「整列ッ！！ありがとうございました！！」



パチパチ



嶋田 「お疲れ！」

滝ノ上 「いい試合だった！」









滝ノ上 「負けた時にさ、いい試合だったよって言われるのが嫌だった。でも負けたじゃん、ってさ

けど、いざ声掛ける側になった時、それ以外に妥当な言葉って分かんないもんだな」



嶋田 「あぁ。……Aちゃん？」



A 「っ！？…あ…すんません、私、皆のとこ行ってきますね…」

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