BROTHERS CONFLICT ×うたプリ ♪私の自慢のお姉ちゃん♪１４

６６９話 ページ47

　
　
　
A「でもどうして今頃？」

絵麻「お姉ちゃんに初めて買ってもらったコートもうずいぶん汚れちゃって…クリーニング出してももうダメかなって思って…」

(人2)「そう…去年まで着てくれてたもんね、ありがとう、大事に来てくれて」

絵麻「ううんっ！お姉ちゃんから貰ったものは壊れてもずっと持ってるの！…だって私の宝物だから…」

なでなで

(人2)「ありがとう、なら今回もお姉ちゃんがプレゼントしちゃう♪」

絵麻「えっ！？大丈夫だよ！みなさんからお金貰ってるから！」

(人2)「ならそれはちぃが持ってて？」

絵麻「でも…」

(人2)「ね？」

絵麻「…わかった、ありがとう」

(人2)「どういたしまして♪…あ、これなんかいいんじゃない？大学生になったんだもの、似合うと思うわ」

私が手に取ったのはパステルピンクファー襟の白トレンチコート

絵麻「可愛い…でもまた汚しちゃうかな…？」

(人2)「白だからね、でも防汚スプレー使えば大丈夫よ、ならもう一着黒買っとく？コートなんて中々買い替えないものだから良いわよ？」

絵麻「う〜ん…じゃあ黒も買っておこうかな」

(人2)「ええ」

そしてさっき選んだ白のトレンチコートと黒のＰコートとニットワンピースを買って…

(人2)「それじゃ買い物も出来たことだしお昼にしましょうか」

絵麻「うんっ！」

昼食を食べてまたショッピングセンターを二人で見て、あっという間に時間は過ぎ…

絵麻「あ、もう夕方…お姉ちゃん私そろそろ」

(人2)「そうね、帰りましょうか、今日私歩きだけど」

絵麻「私も、久々だね二人で歩いて帰るの」

(人2)「そうね♪」

そんなことを話ながら歩いて、信号が青に変わり渡っていると…

『きゃあぁぁぁー！！』

遠くからたくさんの女性の悲鳴が聞こえた

(人2)「なに！？」

絵麻「わかんないっ」

そしてその悲鳴の正体がわかったときに…

(人2)「危ないちぃっ！！」

とっさに突き飛ばしてしまい私は…

(人2)「うっ！！」

車のボンネットに乗り上げられて風で後ろに流され地面に落ちた

絵麻「お姉ちゃんっ！お姉ちゃんっ！」

(人2)「うぅっ……ち、ぃ……」

絵麻「お姉ちゃん！待ってて今救急車呼ぶからっ！」

そこで私は意識を失った…

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