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元暗殺者が、156人 ページ13

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#夢主SIDE



胡桃 「あの、青葉城西高校の雰囲気を教えてほしくて。」


椿 「雰囲気、というかどんな感じか、でいいんですけど。」


『補足をしますと、二人は今年受験で内部進学か外部進学をしようか迷っていて、外部受験をする場合どこに行こうかまだ決まっていないってわけです。』



国 「でも、なんで青葉城西なの?」


『…僕が親達から絶対的な信頼を得ているためですね。』


要は、僕のいる場所、僕の存在がもう安心なのね。


年の割には重い物を背負ってるわけです。




松 「どんな感じか‥。」


花 「別に、普通の学校じゃね?」


胡桃 「んー、どうしよう?椿ちゃん。」


椿 「どうしよう言われましても…。」



そんな話をしていると、スマホが鳴った。


『あ、すいません。ちょっと出てきます。…もしもし。あ、心愛先輩。どうしましたか?』


渡辺 「どうしましたじゃなくて!!お願い、助けて。」


『助けて?先輩達からですか?』


渡辺 「そう!!私は絶対に言わないから!!」


『じゃあ、伝えときますね〜。』


渡辺 「伝えるってd」



岩泉先輩に報告しておこう。


『岩泉先輩、ちょっといいですか?』


岩 「ん?どうした?」



心愛先輩の状況を教える。


岩 「…そうか。じゃあ、ちょっと行ってくるわ。」


そういい部屋を出て行った。


火に油にならないといいけどー。

女子って怖い。



『ただいま、です。』



及 「あれ?岩ちゃんは?」


『ヒーローか油になりに行きました。』


及 「どういう意味?」


『あぁ、心愛先輩を助けに行っただけです。』



松川さんと花巻先輩はなんとなくわかったみたいだけど、それ以外は意味が分からなさそうだ。



『二人とも、どう?』


胡桃 「よくわかんないや。」


『聞くのもいいかも知れないけどやっぱり見た方がいいと思うんだ。』


椿 「そうやな…。」


『行く学校までは決まらなくても、残るか残らないかだけでも決めればいいんじゃない?』


胡桃 「雪ちゃん達にも聞いてみよう。…よし、ありがとうおねぇちゃんっ!!」


椿 「そうやね。ほな、帰りましょか。」


『僕も、勉強なら教えてあげられるからね。困ったことがあったら言ってね。』



はーいとひとつ返事をし、二人は帰った。

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作者名:+柚+ | 作成日時:2018年5月21日 19時

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