元暗殺者が、155人 ページ12
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#夢主SIDE
合宿所に帰ると、胡桃と椿がいた。
先輩達には先に行ってもらって、話しかけた。
『あれ、二人ともどうしたの?』
胡桃 「話があって、ねっ!椿ちゃん!」
椿 「そうそう。」
『じゃあ、中に入って話そうか。』
合宿所の中に入り、飲み物を自動販売機で買い、前に松川さんと花巻先輩と話した部屋に来た。
『それで、どうしたの?』
胡桃 「あのさ、青葉城西高校ってどんな感じ?」
急にどうしたんだろ…。
どんな感じかぁ…。
『比較的新しめ。雰囲気は…いい方かな。僕は好きだよ、あの感じ。2学期に文化祭とスポーツ大会があるから、来てみたら?日程は近くなったら教えるよ。』
胡桃 「私と椿ちゃんね、志望校決まってなくて。勿論、そのまま椚ヶ丘にいてもいいんだけど…。」
『もう決めるの?早くない?…でも、椚ヶ丘は外部組と内部進学組に分かれるのか。』
胡桃 「お母さんが、決まってないなら、おねぇちゃんと同じ高校はどう?って。」
椿 「うちのお母さんも、胡桃ちゃんとこのお姉さんと一緒なら安心やね、って言うとりましたわ。」
『一回、来てみたら?あ、若しくは聞いてみる?先輩方に。』
今日は部屋にいるよね?流石に。
『今なら、たぶん部屋にいるし。』
二人は顔を見合わせ、目で会話した後行きます、と言った。
コンコンと、扉をノックする。
すると中から、はーい?と及川さんの呑気な声が聞こえる。
『Aです。入ってもいいですか?』
及 「うぇ!?Aちゃん!?…どうぞ。」
中から及川さんが出できた。
来る途中凄い音が聞こえたのは気のせいにしておこう…。
『失礼しまーす。…あれ、みんな揃ってる。』
及 「妹ちゃん達も、座って座って〜。」
椿 「ほな、失礼します。」
特に集まって何かをした感じはないようだ。
花 「それで、どうかしたのか?」
胡桃 「あの、青葉城西高校の雰囲気を教えてほしくて。」
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作者名:+柚+ | 作成日時:2018年5月21日 19時