私は悪役令嬢になる。

ばあちゃん家みたい。 ページ14

ただいま〜
そう言うとおばあちゃんが顔をだす。
笑顔で
[お帰り、久しぶりだね。]
と頭を撫でてくる。
そんな雰囲気の家だった。
馬車を止めて、家に向かう。
[なぜ、領主達がここにいるんでしょうか?]
老婆と小さな子供がいた。
一人は礼儀正しく、もう一人はやんちゃだった。
[姉ちゃん、畑で遊ぼうよ。]
腕を引っ張ってくる男の子に違和感を覚えた。
あ！この子はメインキャラだわ！
兄弟の小競り合いや病気とかがストーリーにでてくるんだっけ?
私はこの子達好きだもの。
大変だったら、協力してあげよう。
　畑の手伝いを行い、泥を拭う。
やっぱり野生の血が騒ぐわ。
トマトと茄子を貰えるから、パスタにしよう。
料理場所を借りて、トマトをトマトソースにする。
そこから、茄子か余り物を入れて、魔法バックからパスタをとりだす。
入れとくと、時が止まる。
要するにDlO様が時を止めてる見たいなもん。
とにかく、茹でて、パスタをソースに絡ませたらテーブルにおく。
やっぱり食は幸せにしてくれる。
さっきまで喧嘩してた二人も仲良く食ってるし、気にしなくていいか。
　[今日はありがとうございました。娘が一人で来るかもしれませんが、快く迎えてくださいな。]
ママさんが頭を下げると自分も真似した。
その兄弟達が花束ばを渡したてきた。
可愛いらしい薔薇だが、花言葉を気にしていなかった。

実は我が剣強し→←お茶会よりも食べ物！！

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