初恋日記～いつまでも君と～ (ページ8)

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日記、4 ページ8

えっと、なんでこんな状態になっちゃったのかな？2人っきりとか...
はぁ～。どうして、こうなっちゃったのよ～～！！
とりあえず、数分前に戻ってみよう・・・;;

――数分前――
教室では、私、隣に叶夢。目の前には、秀。そして、秀の隣に遊月。
『あっ！そういえば、恋愛科ってなんですか？』
私が尋ねると、

「そっか。知らないのか...うん、説明が必要みたいだね。」

「えぇ、そうみたいですね。恋愛科というのは恋をしたことのない人が通うことのできる学科なんですよ。」
叶夢は、何にもためらったり戸惑ったりすることなく説明してくれた。けど、私には、突っ込むところを発見してしまった...

『えっ、ちょ、ちょっと待って！今、恋をしたことない人って言った？？聞き間違いじゃないよね？！』

「は、はい。そう言いましたけど。・・・？」
最後には、首をかしげて叶夢は言った。
何か？と、言わなくてもわかるように、ね、、、

『って、ことはみんな恋したことないの？』

「あぁ、そうだぜ。」

「うん。そうだよ～」

「はい。そうです。」
なんて、3人同時に即答だよ。

『そ、そっか。えっと、この話は終わりにして…1つ頼みたいことあるんだけどいいかな？』
両手を合わせながら、お願いという風にすると、

「いいですけど。なんですか？」

『いろいろな教室を案内してもらいたいの。』

「たしかに、たくさん特別教室とかありますので、案内したいのですが…私は、これから校長先生と会議があるんですよね。」
申し訳なさそうに叶夢がいうと、

「俺も、やることあるからムリだわ。…遊月は、何か予定あるか？」

「ううん。特に何もないけど？」

「なら、梓に特別教室とか案内してもらえるか？」

「いいよ。僕もいろいろお話したいから。」
笑顔で遊月は答えていた。

『遊月くん。案内よろしくね！』
私は、ニコッと微笑みながらそう言った。
――現在に戻り――
って、感じで遊月くんと一緒に校舎をまわって。それから、特別棟にきてる状況です。
それにしても...

「えっと、こっちが音楽室で_____」

遊月くんって、優しいし笑顔も素敵だな～...って、私、何考えてるのよ～！！///

――――
すみません;;誤字がありました…今は、直したので心配なく！