百四十話 ページ23
狂『 とある小さな村の中♪
一人のお姫様がおりました♪
人々に自ら作りし唄を届け♪
それはそれは村人に愛されていたお姫様♪
姫も村人達が大好きでした♪
ある日のこと 姫は 村人達にお礼をしようと街へ出かけました♪
しかし 姫が街から帰ってくると♪
村は妖怪に襲われていました♪
笑いながら話をした茶屋も子供達に本を読み聞かせてた寺子屋も♪
明るい声が絶えない市場も♪
唄を聞かせていた村人達の家々も♪
すべてすべて壊され燃やされてしまいました♪
目の前で妖怪が横切り姫が見たのは♪
いつも自分のことを大切にしくれた村人の喰われていく無残な姿でした♪
怒り狂った姫は思います♪
『こんな欲望のままに動く奴らなんて消えてしまえばいい…最初からいなければいい』
そして姫は唄いました♪
すべての妖怪達が消え去るまで唄い続けました♪
やがて空が明るむ頃 姫の周りには誰も居ませんでした♪
村人達も子供達も妖怪達もみんなみんな♪
それでも姫は笑いながら唄っていました♪
姫は前までのあの優しい姫ではなく
愛する事を忘れ愛される事も忘れてしまった悲しい妖怪になってしまいました♪
姫はその後 京へ行き ある若者に出会いこう言われました♪
『この世は光の上に闇が立つのがふさわしい…
私と共に作ろうではないか？邪な人間達の居ない美しい世界を…』
姫は若者に手をかしこの世を美しい世界に変える手助けをしました♪
ところがある日 姫は別の陰陽師に出会ってしまいました♪
『あなたは 愛する事も愛される事も忘れてしまった悲しい妖怪…せめて愛される事だけを知って欲しい…』
そう言って陰陽師は姫にある封印をしました♪
そして姫の中で壊れてしまった悲しい姫は眠りに落ちました♪
姫を愛する者が現れるその日まで…♪
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蒼井詩桜里 - 完結おめでとう！ギリギリ間に合う？ことが出来ました！コメントすることができなくて、ごめんなさい！ (2014年4月6日 2時) (
レス) id: c16b9d2f82 (このIDを非表示/違反報告)
癒羽日 - 完結おめでとうございます！！この話大好きです♪これからも頑張って！ (2014年3月13日 22時) (レス) id: 751392f705 (このIDを非表示/違反報告)
人徳を尽くして天命を待つby,真ちゃん&月夜 - こんにちは！月夜です♪お久しぶりですね♪っていってもわかんないか！桜とか瑠璃で思い出してくれるといいな♪咲夜と仲が良かった(？)瑠璃ですよ♪完結おめでとうございます！これからも頑張ってくださね♪ (2014年2月11日 20時) (レス) id: b36de32268 (このIDを非表示/違反報告)
スハン(プロフ) - 楽しみにしてます! ぬら孫また書いてください！ (2014年2月9日 21時) (レス) id: 0130c44dd8 (このIDを非表示/違反報告)
月唄姫(プロフ) - スハンさん» ありがとうございます、今、作りかけの小説があるので、もう少ししたら、そちらの小説を書き始めます！！ (2014年2月9日 21時) (レス) id: d4abe7b5d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月唄姫 | 作成日時：2013年10月23日 18時
