百三十話 ページ12
沙「では、狂月の唄姫……あなたの思うがままに…」
沙羅が笑う……だが
グサリ
沙「?!」
A「申し訳ないけど、あなたの言いなりにはなれません」
Aがいつの間にか手にしていた影の刃で沙羅を貫いた
ドサリと沙羅が倒れる
尋常ではない程血が沙羅を染めていく
Aが血の付いた刃を振りクルリと身をリクオ達の方に翻す
A「では……皆様…」
優雅に一礼をしてAが顔を上げた
妖しく恐ろしい程の笑みを浮かべる
リ「…A…?」
氷「な…に?」
鯉「…っつ?!やべえ!!全員耳塞げぇええ!!」
瞬時にAが何をするか理解した鯉伴が叫ぶ
しかしすでに手遅れ
Aがスッと手を伸ばす
ピン……ピン…ポロロ……
何処からか琴の音が聞こえて来る
その途端、誰もが金縛りにあったように身動き出来なくなった
ピン…ピピン…ポロ…ポロロ…
A「…さあさあ、今宵は妖達の祭り事…ゆめゆめ闇の席の中…幻の妖と狂気の妖…二つの魂に魅入った妖達は己の主に命を捧ぐ…」
語りべのようにAは話す
A「百鬼の乱舞の終幕に……紅き花弁に見惚れながらどうぞお聞き下さい」
ポロロ…ポロロ…ピピン…ピピン
A「旋律せよ……
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______妖遊(アヤカシアソビ)」
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蒼井詩桜里 - 完結おめでとう!ギリギリ間に合う?ことが出来ました!コメントすることができなくて、ごめんなさい! (2014年4月6日 2時) (レス) id: c16b9d2f82 (このIDを非表示/違反報告)
癒羽日 - 完結おめでとうございます!!この話大好きです♪これからも頑張って! (2014年3月13日 22時) (レス) id: 751392f705 (このIDを非表示/違反報告)
人徳を尽くして天命を待つby,真ちゃん&月夜 - こんにちは!月夜です♪お久しぶりですね♪っていってもわかんないか!桜とか瑠璃で思い出してくれるといいな♪咲夜と仲が良かった(?)瑠璃ですよ♪完結おめでとうございます!これからも頑張ってくださね♪ (2014年2月11日 20時) (レス) id: b36de32268 (このIDを非表示/違反報告)
スハン(プロフ) - 楽しみにしてます! ぬら孫また書いてください! (2014年2月9日 21時) (レス) id: 0130c44dd8 (このIDを非表示/違反報告)
月唄姫(プロフ) - スハンさん» ありがとうございます、今、作りかけの小説があるので、もう少ししたら、そちらの小説を書き始めます!! (2014年2月9日 21時) (レス) id: d4abe7b5d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月唄姫 | 作成日時:2013年10月23日 18時