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No.221 ページ34

老人「今、ビビと…!!」


ルフィ「おーいおっさん!!ビビは王女じゃねェぞ ゴンッ ゾロ「言うなバカ!!」


あがっ…」


タ…タ…


もしあの人が反乱軍の味方であれば…ビビは危ない。けど…


老人「…ビビちゃんなのか…?そうなのか…?」


じいさんはビビの肩を掴む。


うん、違うね。


ビビ「え…?」

老人「生きてたんだな…!!よかったァ…!」


心底嬉しそうに言うじいさん。


老人「私だよ、わからないか?」


ビビは困ったようにそのじいさんを見つめる。


老人「無理もないなァ…少し痩せたから…」

ビビ「…あ…!!トト、おじさん…!」

老人「うん、そうさ…!!」涙


トト…?たしか、ビビの昔話に出てきた…


ビビ「そんな…!!」


そこまで、変貌してしまったんだろう。

相当トトさんは相当痩せている。


ルフィ「トト…おじさん…?」


トト「…私はね…、ビビちゃん…








国王様を、信じているよ…!









あの人は決して、国を裏切るような人じゃない


そうだろう…!?」涙


トトさんの目にたまっていた涙が、とうとう流れた。


トト「う…うう…う……ううう……うう…う…」涙


トトさんは座り込んだ。


トト「うう…う……う…ううう…う…」

ポタ…ポタポタ…ポタ…


トト「うう…うぐぐぐ……う


反乱なんて!バカげてる…!!あの、バカ共…!!


たかだか3年、雨が降らないからなんだ…!?









…私は、国王様を信じてる…!


まだまだ、国の大半はそうさ…!


何度もねェ……何度も止めたんだ…!!




だけど、何度言っても無駄だ…反乱は止まらない


奴らの体力も、もう限界だよ。次の攻撃で、決着をつける腹さ


…もう、追い詰められているんだ…









.








死ぬ気なんだ…!!」涙


ビビ「…!!?」


トト「頼む、ビビちゃん…!!あのバカ共を止めてくれ…!!




ふ…うう……ふう……う…」涙


そんなトトさんに、ビビはハンカチを差し出す。


ビビ「トトおじさん…心配しないで」

トト「ビビちゃん…!!」

ビビ「反乱は、きっと止めるから!」微笑


ルフィ「!」

貴女・ナミ「…………」


…自分だって、きっと不安なのに…

笑顔で…。


トト「………ああ、ありがとう……!!」



.

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シルネ(プロフ) - 名無し56039号さん» ああ…たしかにいますね……。完結までやりたいとは思ってますが、超・長編になるでしょうねw 長くなると思いますが、これからもよろしくお願いします!! (2018年9月4日 20時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
名無し56039号(プロフ) - とっても面白いです!完結までもっていってくださいね!?たまに途中でやめる方がいるので…更新楽しみにしてます&応援してます(^^) (2018年9月4日 19時) (レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
シルネ(プロフ) - 森田菜々子さん» またまたありがとうございます!!w はい…。遅くて申し訳ありません。来週に体育祭があるのですが、恐らくそれが終わってからになってしまうと思います。とりあえず、これからもよろしくお願いします! (2018年9月1日 10時) (レス) id: f9b43e219e (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - ↓私のお願いも最新も頑張ってくださいね。 (2018年9月1日 9時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - 続編おめでとうございます!コメントだけど作ったお菓子どうぞ。 (2018年9月1日 9時) (レス) id: e772f145ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シルネ | 作成日時:2018年8月31日 18時

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