。案外、君って ページ17
一番上では、なかったな。
という事は…四男か、末弟。
でも末弟と言う感じではない。
なんと言うか、末弟って感じなのは桃色君。
ほんわかオーラが発せられている気がするのは私の気持ちの問題ではないと思う。
じゃあ、四男は…一松君かな。
末弟が、トド松君。
長男が、おそ松君か。
見分けがついた。多分。
一松って、普通長男…じゃないかな。
次、二松とか……で。
センス無さすぎでした。
あれ…
どうだったっけ。大丈夫かな。
「ね、あんた。
「一松兄さんが変なこと言うからでしょ。」
ふぁっ!!呼んだぞ名前を!
ありがとうございます!!
そして、きっと兄さんと呼んでいた方は末弟トド松君……
「大丈夫です、一松君。トド松君も。」
「ほーら、一松兄さん。覚えてるじゃん。」
「…さっき襖閉めて何か見たんだろ……」
バレましたか……
いや、バレて当たり前か。
「だぁっ!悪かったですね!
今まで全く会っていなかった人を、
どうやって見分けろと言うんですか!」
自分でも何で逆ギレしているのか分からないが、叫んでしまった。
すると一松君は驚いたようで、目を見開いて私を見ていた。
「……あんたってもっと、穏やかなのかと思ってたけど、案外人間っぽいんだね。」
人間っぽいとは。
哲学みたいだよ、もう。
「ふふっ!一松兄さんね!
Aちゃんと仲良く出来そうにないって付き合いたての頃、言ってたんだー!
だけど、今、関わりやすいって分かったんだと思うよ!」
「だぁぁぁああ!十四松少し黙ろうかぁ?!」
頬をほのかに紅く染めた一松君が十四松君の口を塞ぐ。
だが、もう遅い。
そうか。取っ付き
言ってくれれば良かったのに。
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作者名:イチゴミルクティ。 | 作成日時:2021年1月13日 21時