とあるキーホルダーのお話 4 ページ3
いつ終わるのかな!
病院はせめてライブが終わった後にしないと、皆に迷惑かけるからねぇ。
でも俺は昨日とったゆうくんの写真で1日頑張れる気がする。というか頑張れる。
光が写って見えにくくなってしまうので机の上に顔を伏せてゆうくんの写真を見てると
司「どうしたんですか、瀬名先輩。顔色が優れていないようですよ。」
「あぁ………いや、ちょっとね…………って、あぁぁあぁぁ!!お菓子食べてんじゃん!!」
俺に話しかけて来たかさくんの手には昨日のドーナツが握られていた。
司「ふふ、いや〜。やっぱり甘い物は止められませんね」
「その言葉後悔させてやるみたいな事言ってなかったっけ?」
司「まぁ、そんな過ぎたことどうでもいいじゃないですか。」
はぁ…………まぁいつものかさくんらしいっちゃらしいけど、せめて3日坊主にしなよ...
司「それより、もうこんな時間です!速くレッスン行きますよ!!」
「うわっ、ホントだ。早く行かないとね〜、ほら!くまくん!王様!ボサッとしてないでいくよ〜!!」
くまくんは寝てたのかゆすんないと気づかなかったし、王様なんか、目の前に回って耳元で叫ばないと気づかないほど、作曲に熱中していたらしい。
ほんっと、ちゃんとしてくんなきゃ困るよねぇ〜。
俺も早く行かなきゃ……………クラッ
?今……………一瞬だけど視界が暗く歪んで見えた。
嵐「速く行くわよぉ〜速く行くっていってた本人がボーッとしててどうするの!!」
「あ〜、うん。今行くね〜〜」
俺も………………ちゃんとしなきゃだねぇ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヤバイ。非常にヤバイ。
目がほとんど見えない。景色がぼやけてちょっと見えるかぐらい。
この様子じゃあしたにはみえなくなる...ね。
ゆうくんに会えなくなるし、もうすぐ大事なライブがあるから病院に行くより、回復するのを待った方が良さそうだねぇ
はぁ……………こんなんじゃ夢ノ咲学院に往復出来んのかも不安だ……………………
一人じゃ無理だね、ん?一人じゃ無理?ってことは……………………!
俺はすかさずある人物に電話をかける。
その人物とは……………………
プルルルル………プルルルル……
切ります★
とあるキーホルダーのお話 5→←とあるキーホルダーのお話 3
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かつおぶし - おっと、どうにかなったようだ (2017年9月20日 21時) (レス) id: 7a19fb6dea (このIDを非表示/違反報告)
かつおぶし - なんか、文字に変な記号が……………………誰か助けて…………………… (2017年9月20日 21時) (レス) id: 7a19fb6dea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天使の皮をかぶったかつおぶし | 作成日時:2017年9月20日 20時