男心芽生えました。【実渕玲央】

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只今、2軍のマネージャーの先輩に去年も行われていた選別合宿の事を聞いている最中です。


「毎年恒例なんだけどね、選別合宿って1軍も2軍も3軍も関係の無い合宿じゃない？選別合宿に選ばれたからには1軍の練習をするわけよ」

「1軍と2.3軍の練習内容も全然違うのよ。だからダウンする子が多くてね」

「その子の相手もしなくちゃいけないし、自分達の仕事もしなきゃいけないからもうヘトヘトだったわ」


なんか想像しただけで大変そうだなぁ。


「Aーーー！！」


後ろから千夏が私の名前を呼んで走ってきた。


「合宿一緒にがんばろーね！！」


千夏がいてくれるだけで私は十分救いだよ


と、言うことで、私は3軍の体育館へ戻り3軍のみんなに説明しに行こうと。

〜〜〜〜
実渕side

「征ちゃん？どうしたの？難しい顔してるわよ」


なんとなく征ちゃんが難しい顔をしているのは分かるのよね


「あぁ、少し困っているんだ。横山が3軍のマネージャーになってから2軍の奴らがどうにも3軍に行きたいと希望しているんだが…」


そう、征ちゃんの言うとおり、あの子が来てから2軍にやっとの思い出上がれた子も1軍に昇格したくて頑張ってた子も3軍に行きたいと言っているのよ。

前に横山さんのいる3軍の体育館を見ていると真面目にしている子が多数だけど、真面目じゃない子らもいたわ。横山さん目当て出来てるってすぐに分かったわ。3軍のこのらも集中が出来ていない。

困ったものよね。


「少し手を打たなければな」


多分征ちゃんは横山さんを3軍から1軍に移動させると思う。

また1軍に昇格したい子が増えると思うわ。

それよりも征ちゃんに話したい事があったんだわ


「征ちゃん。少し話したい事があるの。いいかしら？」

「あぁ。どうしたんだ。玲央」

「征ちゃんと横山さんはどう言う関係なのかしら？」

「……どう言う関係…とは？」


だって、征ちゃんは誰かに逆らわれるの嫌いじゃない。なのに、あの子のお願いはすんなり聞いた。何かあるに違いないと思ったのよ。


「いや、まぁそんな深刻な事じゃないわよ…！」

「ふっ…まぁ秘密を持った関係…かな…？」


秘密を持った関係？なんか征ちゃんが言うとエロチックじゃない！！

でも、秘密の関係って？なんなのかしら？


〜〜〜

レオ姉の中で夢主ちゃんの事がどんどん大きくなってますね！早く素直になって！レオ姉！

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